簡単審査はアブナイ!?安心借入の為のキャッシング指南!
お金を借りるのは簡単第一!サッと借りれたら嬉しいと思うのはどなたも同じでしょう。でも余りにカンタンな審査には危険が潜んでいます。そこで安心借入の為に、キャッシング指南をお届けしましょう。
簡単審査の罠
審査は簡単な方がいいというのは、どなたもが考えることです。お金を借りたい時に、あれこれ聞かれたり提出したりしなきゃならないというのは、実際のところウンザリですよね。でもそれではちょっと危険かもしれませんよ。
無審査キャッング?
簡単審査を追求すれば、行き着く先は「無審査」です。審査が無いと一体どういうことになるのか考えてみたら、なんとも楽チンだということが分かります。
- 申込書の提出不要
- 必要書類の提出不要
- 在籍確認なし
- 信用情報の照会なし
- 信用情報への登録なし
これを見れば、お金を借りる際の煩わしさゼロということになりますね。また単に煩わしさだけでなく、信用情報についてもノーチェックという実質上の利点があります。
つまりブラックの方や、総量規制の制限一杯まで借りてしまった人であっても、無審査ならば問題なく利用可能ということになるのです。それに、何かと心配な勤務先への電話をされるといった心配もありません。
しかしヤミ金でもないのにこんな借り方って現実にあるんでしょうか?実はクレジットカードの現金化を利用すると、丁度こんな感じになるのです。
現金化のリスク
現金化は、無審査で手軽に現金を手に入れる方法として需要があるのは確かなのですが、そのリスクは非常にはっきりしています。
結果的には高利で借りていることになってしまう。
クレジットカード規約違反で利用停止・契約の取消しになる恐れがある。
結果的に信用情報にも傷が残ってしまう恐れが…
ご存知の方も多いでしょうが、クレジットカードで買物をして、その商品を代金の8割や9割で買い取ってもらうというのが現金化ですよね。まぁそこまではいいとしても、忘れてはいけないのは、この時点でカード会社への支払いがフルに残っているということです。
つまり結果として、かなりの高利でお金を借りていることになるのです。またカード会社はこの現金化に対しては厳しい態度で臨んでおり、発覚次第、あるいは利用を疑われた時点で、利用停止になる恐れがあるということも忘れてはいけません。
またその結果、強制退会といった記録が残り、後々まで信用情報上の傷になってしまうことも考えられます。このようなリスクを考えると、現金化はその超手軽なイメージに反して、非常に割に合わない手段だということが見えてきますね。
ソフト闇金にご注意!
現金化は外見は異なるものの、実質的にはヤミ金や高利貸しだということも出来るでしょう。総量規制導入後、借りれなくなった人が増えたことを受けて、このようなソフトなヤミ金が増えていると言われています。
特に借入れ先に困っているという方でなくても、この手の広告が増えているだけに、簡単な審査、審査なしといった言葉にはくれぐれも気をつけなくてはいけません。安心してお金を借りるには、やはり一定基準の審査を通過する必要があるのです。
そこで、どなたでも安心して利用できる、大手企業のキャッシング審査について詳しく調べてみました。大切な手続きをクリアして、安心借入を実現しましょう。(こちらもご参考に→審査基準が緩いカードローンを教えて!)
申込時に尋ねられること
キャッシングの申込時には、どんなことを尋ねられるのでしょうか。余りプライバシーに関わることは答えたくありませんよね。しかしそれをクリアしないと、お金を借りることはできません。
申込書の項目とは?
キャッシングは初めてという人が申込書を見ると、こんなに詳しく書かないといけないものなのかと驚く方もいるようです。でもどの消費者金融でも、また銀行など金融機関でも同様に、お金を借りる以上はこの程度の申告は極普通のことなんですよ。
逆に質問項目が余りに少ないというのも何だか不安ですし、かといって普通ないような突っ込んだ質問をされるというのもまた心配ですよね。一般的にはどのような質問項目があるのか、これから見ていくことにしましょう。
どこでも大抵ある項目を選んでいますが、全ての申込書がこれと同じという訳ではありません。企業によって若干の違いがあるということはご了承ください。
本人のこと
先ずは自分の個人情報です。どこで何を申込む際にもおなじみの項目が並んでいますね。
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- 住所
キャッシングの申込書では生年月日は和暦での申告が一般的なのですが、本人確認の電話の際に、西暦での言い換えや干支の確認をされる場合もあります。自分のことですが年度などうっかり間違えないよう、一度は確認しておきましょう。
さて電話番号には、ちょっと普通にないような「名義」という項目が付け加わっています。
- 自宅電話番号とその名義
- 携帯電話番号とその名義
電話の名義については設問のない場合も多いのですが、自宅電話と携帯の両方を尋ねられるのは一般的です。しかし自宅電話を持たない方も最近は多くなっているため、携帯番号の方だけの申告であっても問題はありません。但し名義は自分のものであることが前提です。
なお審査結果などの連絡先は、別欄で選択できるようになっていますので、自宅電話と携帯の両方を申告しても、自宅の方にいきなり電話されるといった心配は無用です。
家族のこと
また結婚しているかどうかも、キャッシング審査においては重要ポイントとなります。これは配偶者がいることが、その人の経済状況を大きく左右するからです。
- 既婚/未婚の別
- 家族形態(配偶者、子供の有無と人数など)
同様に、家族形態のことも必ず質問項目に入っています。結婚している人、シングルで子育てしながら働いている人…、様々な状況の人の審査に対応していることが分かりますね。
住宅のこと
また住宅についても必ず質問されます。やはり経済状況を大きく左右する要素だからでしょう。以下はその中でも比較的細かい分類になります。
公務員住宅、社宅、寮、公営住宅、借家、賃貸マンション、アパート
またこれに加えて、毎月のローン返済額や家賃の金額、居住年数についての設問もあります。
勤務先に関する項目
勤務先の質問項目も重要です。所在地などは当然のこととして、資本金、社員数、会社の事業内容についてなど詳細な設問もありますので、社員であっても手元に詳細な資料がないと、全てを正確に埋めることはできないかもしれません。
また本人の入社年月、役職や就業形態、税込年収や給料日は、返済能力に直接関係する重要なデータです。また加入している健康保険の種類を問われることもありますが、こちらも勤務先や勤務形態の裏付けとして貴重な情報のひとつになります。
他からの借入
特に消費者金融で申込む際に重要な項目が、他からの借入についてです。ご存知の通り、総量規制の導入後、年収の三分の一以上の借入は出来なくなりましたから、新規契約の際には、年収と借入総額のチェックは欠かせなくなっています。
- 銀行から:件数と金額
- カード会社から:件数と金額
- 消費者金融から:件数と金額
このように借入先別に詳細に申告するものもあれば、総額のみの申告もあります。しかしいずれにしても審査では信用情報を照会して確認を取られますので、ここで嘘をついても審査に落ちてしまうだけですよ。
契約時に必要なもの
審査に必要なものとして、本人確認書類はどうしても提出しなくてはなりません。これはどこで借りる場合にも絶対に必要なものです。一般的には以下の3つが本人確認書類として認められており、いずれか一種類でOKです。
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
また一定額以上の借入になると、年収証明書類が必要になります。その金額は消費者金融は全て一定なのですが、銀行間では差があります。
企業 | 年収証明書が必要になる借入額 |
---|---|
消費者金融 | 50万円超、他と合計で100万円超 |
レイク | 100万円超 |
三井住友銀行 | 300万円超 |
また必要書類という訳ではないのですが、銀行口座が必要になる場合があります。借入や返済に口座を使う為なのですが、銀行を指定されていることもあります。特に指定がなくても、特定銀行の口座ならば振込が早いなど便利になるケースもありますから、この点も確認しておけば万全ですよ。
審査に要する時間
審査が何となく億劫なのは、すぐに結果が出ないということも大きな理由ですよね。しかし、思っている程時間がかかる訳ではありません。各社の審査速度は非常にスピードアップしています。
最短何十分?
前段でご紹介した申込書の審査項目は非常に多岐に渡るものでしたが、そのせいで時間がかかってしまう訳ではありません。実は申込書は、全て機械的に処理されているのです。
担当者が一件ずつ目を通す必要がないため、処理速度はとてもスピーディーです。但しその分申込件数も増えていますから、処理待ちの時間も含めれば、どうしても一定時間はかかって当然でしょう。しかしそれにもかかわらず、各社とも非常に迅速な対応になっています。
消費者金融のアコムなど大手企業では、いずれも仮審査結果が出るまでの時間は最短30分と表示されています。銀行でも大手都市銀行の三井住友銀行カードローンや三菱東京UFJ銀行カードローンのバンクイックは、やはり審査所要時間は最短30分になっています。
アコム、プロミス、モビット、アイフル
バンクイック、三井住友銀行カードローン
りそなクイックカードローン
楽天銀行スーパーカードローン
いずれも当日中には審査結果が出ることが期待できますから、これで十分だと言えますね。これはネット経由で申込むことで、データを素早く処理できるようになったということが大きいのです。
何故長引くのか?
但しいずれも「最短」のケースですので、実際にはこれより長く待たなければならないことも珍しくはありません。申込書の送信が午前中であればせいぜい当日中、午後の時間帯だったら翌営業日にかかることもありますので、焦らず待つようにしましょう。
これは何も審査に手間どっているという訳ではなく、単に申込み件数が多かったり、他の業務が立て込んでいることが原因です。但し翌営業日以降にも連絡がない場合は、手違いの可能性もありますのでこちらから連絡を取ってみることをお薦めします。
本審査
このようにスピーディーに処理されて出された結果は、仮審査結果と呼ばれています。本式の契約に繋がる本審査は、実はまだこれからなのです。しかし嘘の申告でもない限り、仮審査に通れば本審査で落ちるということはありません。
但し仮審査で出たものとは異なる限度額なってしまう場合もあります。これは機械的な審査結果の裏付けをとるなど、きちんと審査をしているからこその結果ですね。
先程ご紹介した本人確認書類などの必要書類を提示するのは、この仮審査が出た後です。提示する手段は幾つかありますが、提出方法を決めて事前に準備しておけばとてもスムーズに手続きができますよ。
必要書類の提出
必要書類の提出方法には以下の3つの手段があります。大手企業ならば、インターネットの利用は、パソコンだけでなく、スマートフォンや携帯も対応しているのが普通です。
- インターネット
- 郵送・FAX
- 自動契約機
契約機を利用したい場合は、その企業に契約機があるかどうかを確認してください。因に大手消費者金融には全て契約機が完備しています。
手段 | 提出方法 |
---|---|
インターネット | 撮影して画像を送付 |
郵送・FAX | コピーを郵送・送信 |
自動契約機 | 原本をスキャン |
インターネットを使う場合は、画像を下準備しておくことがポイントです。また郵送やFAXならばコピーを取っておかなくてはなりませんが、自動契約機を使うのであれば、原本を持ち込むだけでOKですので、お忙しい方にも意外とお薦めできる方法です。
また大手消費者金融ならば全社が配信中のスマートフォンアプリの利用もお薦めです。本人確認書類の送信が簡単なだけでなく、様々な機能も利用できますので、ダウンロードしてその使い心地を試してみてはいかがでしょうか。
さて審査内容として最後にご紹介する項目は、皆の嫌われ者・在籍確認です。
在籍確認
これが理由でキャッシングの申込みをためらっている方も多いのではないでしょうか?勤務先に電話されてしまうという在籍確認は、誰もが嫌がる手続きですよね。
どんな電話なのか?
在籍確認が嫌がられてしまうというのもムリはありません。家族や周囲に知られたくないキャッシング利用なのに、こともあろうに勤務先に電話をされてしまうというのですから、気にならないという方が不思議なくらいです。
しかしその実態を知れば安心する方も多いはずです。在籍確認は、決して考えられているほど大げさな手続きではありません。
キャッシングを前提に確認電話をされるといっても、その目的は「その人が職場に在籍しているかどうか」を確認することですので、給料や勤務形態の確認をされる訳ではないのです。電話に出た人に、本人の在籍以外のことをあれこれ尋ねるといったことも一切ありません。
大手銀行では銀行名を名乗ることもあるようですが、消費者金融では必ず個人名でかけられてきます。銀行名を名乗られてもクレジットカードや各種ローン関連だと思われるでしょうし、個人名ならば取引先からの電話だと思われるでしょう。
もちろんいずれの場合も、キャッシング申し込みに関する電話だということは一切口外されることはありませんので、その点の心配は無用なのです。
工夫で乗り切る!
でもこれだけでは心配だという方は、仮審査の連絡時などにちょっとした要望を出すことも可能ですよ。
例えば電話の担当者の性別を指定したり、名乗り方を変えてもらうというのはいかがでしょうか。またこちらの呼び出し名に役職名をつけてもらえれば、営業電話としては随分自然な感じになりますよね。
※担当者の性別を男性に、あるいは女性にしてもらう
※こちらの呼び出し名に役職名をつけてもらう
※曜日や時間帯の指定
(※必ずしも要望通りになるとは限りません!)
また本人が電話口に出る必要がない場合であれば、あらかじめ休みや外出中の時間を指定するといったことも可能かもしれません。企業側としては在籍していることが分かればそれでいいのですから、ある程度ならば対応可能なはずです。心配するよりも先ずは相談してみることが大切ですね。
審査は安全性の証し
安心できる借入先には、必ず一定の審査手続きが必要になるということが分かっていただけたと思います。しかし一見面倒な手続きも、ちょっとした工夫で手間を省いたり時間を省略することが可能になってきます。
審査上困ることがあれば、積極的にコールセンター等で相談してみてください。きっと解決の道が見つかるはずです。それを面倒がって手軽な方法に手を出すと、それ以上の面倒に巻き込まれてしまうことにもなりかねません。借入は、やはり安心できる大手企業に限りますよ!
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