融資が緩い所はどこ?キャッシングの審査徹底解析
クレジットカードやキャッシングカードの審査ってどういう基準でやっているのか不思議に思いませんか?何となくはわかっているけどいざ自分が契約しようと思った時、通らなかったりすると、なぜ?って思いますよね。
カードローンの審査はカード会社によってそれぞれ基準が有るというように言われていますが、実は共通している項目や、項目による傾向、通りやすいポイントなどが有るんですよ。
そのポイントさえ押さえていれば案外簡単に通ったりするんです。逆に一見通りそうな条件の人でもそのポイントを押さえていないと通らなかったりするんですよね。
そんなキャッシングに関する審査基準を徹底解析していきましょう。またどうしてもクレジットカードやキャッシングの審査を通したいという人の為に審査が緩い会社の探し方を説明していきましょう。
カードによって審査基準は違う
まずカードと言っても色々有りすぎますので、今回はキャッシング機能という事に絞って説明をしていきます。キャッシング機能に絞っても現在では色々なカードにキャッシング機能がついていますのでまずはその違いについて説明をしていきましょう。
キャッシングを行っている会社は大きく分けていきますと以下のようになります。
- 消費者金融系
- 信販会社系
- 銀行系
- クレジット会社系
それぞれに特徴と、審査基準について一つ一つ説明していきましょう。
消費者金融系
消費者金融系はキャッシングの元祖というか一番古くからキャッシングを扱っている業界ですね。消費者金融系の特徴は借りやすさ・サービス面が良いという事になります。
借りやすさに示されているように審査基準に関しては比較的緩く、また審査スピードが早いという事が特徴として有ります。ですから審査の緩さという事にポイントを置きますと一番上位にくるのが消費者金融系ですね。
ただその分金利に関しては一番高いと言えると思いますので気を付けた方が良いですね。
信販会社系
信販会社系は昔(昭和中期頃)で言う物販の月賦をそのルーツにしている会社ですね。貸金業に乗り出している会社も多く有りますが会社によって基準は様々で、審査基準については一概には言いにくいですね。
現在残っている会社は大抵大手物販会社の系列などになり、会員カードなどに変わっている所が多い為、使い方としては会員カードとの併用という方が多いでしょう。
銀行系
銀行が行っているキャッシングで審査基準としては厳しい方の部類に入ります。最近はキャッシングを行っている銀行は非常に多くあるので、自分の口座と合して利用する人が多いようです。
銀行系の特徴は何と言っても金利が他に比べて低いという事ですね。ただサービスなどは過剰に行わないため、返済日などについては融通が利かない部分も有りますよ。
クレジット会社系
クレジットカードのキャッシング枠と呼ばれている物ですね。クレジットカードの審査は厳しい方の部類には入りますね。カードによって違いますが、中々審査が通らないカードも有りますし、全体的に審査の時間も掛ります。
クレジットカードの特徴はその利便性に有ります。クレジットカードを作るついでにキャッシングもするという感覚でないと、始めからキャッシング目的ですと少し難しかもしれませんね。
それぞれの審査における特徴を表にすると以下のようになります。
種類 | 審査基準 | 審査スピード |
---|---|---|
消費者金融系 | 比較的緩い | 早い |
信販系 | 平均的 | 平均的 |
銀行系 | 比較的厳しい | 比較的遅い |
クレジット会社系 | 比較的厳しい | 遅い |
審査の項目内容
では次に審査の項目・内容について説明をしていきましょう。基礎知識として審査項目に何があるか理解しておかないと審査を通るポイントも理解できません。
審査項目は大きく分けると二つに分類されます。一つ目は、身分証明です。内容としては、身分証明書の有無、住所、在居歴、職業身分などが項目としてこの中に入ってきます。
審査項目?身分証明
身分証明は審査時の重要項目です。身分証明書が有ればいいんじゃないの?と簡単に考えている人も多いようですが、住所が証明書と違ったり、現住所の在居歴が短いという理由で審査をはじかれる事も実際には有るのです。
キャッシング契約は前提として長期契約で有り、貸付金額と金利の回収がキャッシング会社にとっての最重要課題です。少しでも身分証明の項目に関して怪しい、とか疑問符が付く点があると信用できないと判断されます。
収入が高ければ通ると考えている人もいるようですが、信用できる人物であるかどうかがまず判断される内容なんですね。
ですから気を付けなければいけない事は身分証明書と住所が一致している事・在居歴が有る程度の期間(1年以上)有る事を確認しておく事でしょう。
審査項目?返済能力
二つ目は返済能力です。返済能力とは契約者が貸し付けた金額を返済できる能力が有るのかを判断する審査です。返済能力において重要になる項目が・職業・職業身分・在職歴・他社借入の有無です。
またこの時重要視されるのが長期安定した返済ができるかという事です。一番ベストとしては公務員・大手企業の正社員など雇用・給与が安定していると職業身分ですね。逆に厳しいのは短期バイト・自営業などの職業身分の人です。
アルバイトやパートだと厳しいのではないか?と考えている人も多いようですが、意外と契約できるケースが多く、小さい会社の社長とか、個人事業でそこそこ稼いでいる人よりも全然契約できる可能性は高いようです。
安定した収入が有る事というのが審査における一番の重要なポイントと言えそうですね。
審査において重要な事
審査の内容がわかってきたら次は、実際に審査に通る為にはどういう事に気を付けた方が良いかという話をしていきましょう。
審査に通るちょっとした知識やコツが有るのでそれについてお話ししていきましょう。まず第一に知っておく必要が有る事は、同じ条件でも時期によって通る場合と通らない場合が有るという事です。
申込みは数社一度にしよう
融資するかどうかはあくまで金融会社が決める事であり、金融会社の都合で決定する部分も有るという事です。ですから100%通るという条件は無いという事ですね。ではどうすればいいかというと保険を掛けておく必要が有るという事です。
保険を掛けるというのは、申し込む際に1社のみで無く、数社申込みをしておくべきという事です。条件も各社違うと思いますが、条件の良い所を選ぶという事と、審査を通すという事は別物と考えておいた方が良いでしょう。
ですから第一希望だけで無く、第三希望ぐらいの会社までは申込みしておいた方が良いという事ですね。
なぜかというと審査を申し込むと基本数日間で金融会社が情報共有している情報機関に申込みをしたという情報が伝わります。そして金融会社は基本他社に申込みをしている人を嫌う傾向が有ります。
他社への申込みをしているという事自体が審査に不利な条件となってしまうのです。ですから先ほど数日間で情報機関に申込みしている情報が伝わるという話をしましたが、それが伝わる前に審査を受けてしまえば問題無い訳です。
そして審査終了後、通った会社を希望順で契約していけばよい訳です。必要無ければ審査を通ってても契約しなければ良いだけの話ですので、まずは審査を取る事が重要なんですね。
申込みをするタイミング
申込みをするタイミングで注意する点が有ります。それは転職後、転居後すぐに申し込む事は避けた方が良いという事です。特に転職後すぐというのは審査が一番通りにくい時です。
前項で在職歴が審査での重要事項であるという話をしましたが、転職後は在職歴がほぼ0になってしまいます。転職後は非常に審査に不利な状況となってしまうのです。ですから審査を受けるなら転職前・転居前にしておくべきですね。
書類不備なく提出しよう
前述した通り審査は書類で行われますので、書類の不備を無くすという事も重要な事の一つですね。特に、収入・在職歴・他社借入の項目については、申告と証明書類で相違が有るとそれだけで信用を失う可能性が有ります。
案外そういった記入漏れ、記入間違いなどが理由で審査を落とされてしまう例も多いようですので注意が必要ですね。
審査が緩い所の調べ方
では最後に審査が緩い会社の調べ方です。審査を通す時のコツ、それは審査が通る所に申込みをする事です。審査が通らない所にいくら工夫して申し込んでみても通りません。通りやすい会社を探すという事も審査を通すコツの一つですよね。
ではどうやって調べたら良いかという事ですが、一番良い方法はネットの検証・比較サイト、口コミサイトからなるべく多くの情報を集める事です。特にリアルな体験談などが書かれている物が良いですね。
その体験談の中から、自分と条件や境遇が近い人を探してその人がどういう会社を受け、通ったところ、通らなかったところや、どういう条件で申し込みをしたかなどの情報を一つ一つ集めていく事ですね。
審査は各社共通している項目はたくさん有りますが、審査基準については各社様々です。ですから簡単に審査の通りやすさをランク付けする事は難しい所が有ります。会社によってターゲットとしている顧客層は違う為、それに合した申込みをすべきなのですね。
消費者金融サービスだけでも日本には数万というサービスが存在します。有名でCMを何本出しているアコムやプロミスと言う大手サービスはその極一部なんですね。大手のサービスから断られたからと言ってあきらめる事も有りません。
むしろ中小企業は大手がターゲットにしていない層や、大手ではじかれてしまった人を顧客ターゲットにしている所も多くあります。それに中小だからと言って条件が悪かったりなんて事は無く、条件はそんなに変わらなかったりしますよ。
ただ小さい会社には闇金と呼ばれる悪質業者がが紛れている可能性も有りますので事前調査は必要ですね。ネットで会社名を検索して出てこなかったりする会社は避けた方良いでしょう。また口コミなどで評判を調べてみる事も大切ですね。
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