カードローン審査の緩い業者ってあるの?

学生だからダメというのはウソ!こんなにある学生の為のローン

学生だからカードローンが使えないというのはウソです。それどころか学生でも利用できるカードローンはたくさんあります。問題は安心して良い条件で利用できるかどうかです。そんな学生の方でも安心して利用できるカードを厳選しました。

学生はアルバイトやパートの収入だから年収でいうと正社員よりずっと低くなります。しかも安定していないと自己判断している学生の方も多い事でしょう。でも学生でもカードローンを利用することができます。

安定した収入とは?

カードローンの申し込み条件は2つだけです。それは「年齢条件」と「安定した収入がある事」です。年齢の上限は会社によって違います。どこの会社にもあってしかも共通しているのは「安定した収入がある」という条件です。

カードローンの審査で貸金業者が審査するのは返済能力がどれくらいあるかです。返済能力の中には個人的な信用度も含まれます。信用情報機関に記録されている個人のカードローンの履歴で返済に関する事故の履歴があると個人的な信用度は落ちます。

必要な返済能力とは?

100万円お金を借りても、すぐに100万円返すわけではありません。生活をしながら一定の期間に分けで返済する能力があればいいのです。アルバイトやパートの方でも何10万円もする高価な電化製品や家具を購入できるのは分割払いだからです。
(⇒アルバイトでも審査に通れるカードローンは?

10万円のお金を年利率18%で1カ月借りたら利息はいくらでしょうか?カードローンの利息は「日割り計算」です。計算方法は、利息=借入額(元金)×実質年率÷365日×借りた日数です。ためしに計算して見ましょう。

返済はリボ方式!

利息は下記のようになります。

『10万円×0.18÷365×30日=¥493』

カードローンの返済方式はリボルビング方式です。これは月々の支払額が一定で、金額は貸金業者によって違います。仮に10万円借りた場合の一カ月の約定返済額が2,000円だとすると月々の返済額は利息を加えると2,493円になります。

生活をしながらその金額を返済できればいいわけです。借りる金額が大きくなると返済額が高くなります。だからカードローン会社は返済能力に見合った利用限度額しか認めません。だから収入が少ないアルバイトの方でもカードローンを利用できるんです。

返済する責任感があればOK

アルバイトだから収入が低い。だからカードローンはどうせダメだろうという方は、カードローンのルールを知らないからです。カードローンの条件の中に収入が低い人はダメというルールがあるのならダメです。でもそんな条件はどこにも書いてありません。

貸金業者は返済する意志の強い人には、積極的にお金を融資しようとします。それはお金を貸せば利益になるからです。逆に返済する意志の弱い人、信用度が低い人にお金を貸た場合は、無担保で保証人の要らないカードローンの場合、大きなリスクになります。

個人的な信用度とは?

でも個人的な信用度と言っても、貸金業者とお客の間には個人的な付き合いはないので信用度は分りません。だからお客の過去と現在のローンの取引の記録をしている信用情報機関の記録を調べて個人的な信用度を調べます。

・JICC(株式会社日本信用情報機構)
 消費者金融と各種ローン会社の情報

・CIC(割賦販売法・賃金業法指定信用情報機関)
 消費者金融と各種ローン会社の情報

・全国銀行協会
 銀行系のローンに関する情報

継続的に返済出来るだけの安定した収入があって過去と現在の履歴の中に問題がなければカードローン会社は積極的にお金を貸してくれます。つまり収入の額よりも個人的な信用度がカードローンの審査のポイントです。但し、その審査基準は分りません。

少ないけど借りられる!

カードローンの基本スペック(仕様)は以下のように簡単な書き方で紹介されるのが普通です。信用度が低いほど返してもらえない場合のリスクを考えて利用限度額は少なくなります。同じ理由で信用度が低いほど金利は高くなります。

だから4.6%だから安いと思うのは間違いで最初の金利は14.6%です。利用限度額が500万だからすごいと思うのも勝手な思い込みです。限度額は審査状況で決まります。正社員でも最初は30万円~50万円、アルバイトの収入なら10万円~30万円ぐらいです。。

●学生でも利用出来る銀行のカードローンのサービス案内の例

会社名 年利率 利用限度額
三菱東京UFJ銀行 年4.6%~年14.6% 500万円

申込み条件:安定した収入がある方なら学生でも可能で満20歳以上65歳未満の方 

学生でも利用できるローン

職業や雇用形態によっても収入に差が出ます。収入の額(年収)は、確かに審査に影響します。でも借りる事が出きるか、出きないかだけなら、収入があるかないかの方が重要です。カードローン会社は返済出来ると見積もった利用限度額しか貸し付けをしません。

だから学生の方へのカードローンを一口で言うと「利用限度額は低いけど借りる事はできる」というのが正しいとらえ方です。これはアルバイト・パートの社会人や主婦の方も同じです。利用限度額は低いけど借りる事はできます。

新生銀行レイク

会社名 年利率 利用限度額
新生銀行レイク 年4.5%~年18.0% 1万円~500万円

申し込み条件:安定した収入があれば学生の方でも可能で年齢20歳~70歳以下の方。(国内居住の方)

初回に限り30日間と180日間の二つの無利息ローンがあるのが大きな特徴です。申込む時に、このどちらかのローンを選べます。申し込みに必要な書類は運転免許証か、健康保険証などの運転免許証の代わりに使えるものだけです。収入証明書類は希望限度額が少ない場合は必要ありません。

アコム

会社名 年利率 利用限度額
アコム 年4.7%~年18.0% 500万円

申し込み条件:安定した収入があれば学生の方でも可能で年齢が満20歳~満69歳までの方。

テレビでおなじみのアコムも、学生の方がご利用になれます。そして気になる利用限度額ですが、アコムは消費者金融会社なので最大でも年収の3分の1までになります。仮にアルバイト収入が90万円とすると30万円が法律上の上限で、後は審査結果次第です。

アイフル

会社名 年利率 利用限度額
アイフル 年4.5%~年18.0% 500万円

申し込み条件:安定した収入があれば学生の方でも可能で満20歳~満69歳までの方。

アイフルも学生ローンに対応しています。消費者金融会社なので年収の3分の1の以上は借りられないという制約はありますが、特に他のローンとかを組んでいなければ10万円プラスアルファ程度の利用限度額は十分期待できます。

プロミス

会社名 年利率 利用限度額
プロミス※ 年4.5%~年17.8% 500万円

※プロミスはSMBCコンシューマーファイナンスのブランドです。

申し込み条件:安定した収入があれば学生の方でも可能で満20歳~満69歳までの方。

大手の消費者金融会社のほとんどは安定した収入があれば学生の方にでも融資をしています。そして利用限度額はやはり年収の3分の1が上限で後は収入と個人信用情報の審査次第です。10万円~30万円くらいを期待できるでしょう。

まだ他にも色々あります!

銀行や消費者金融会社だけでなく信販会社のクレジットカードの中にも学生ローンがあります。それどころかクレジットカードの中には18歳未満でも利用できるカードもあります。海外留学予定の学生の方などには特にクレジットカードがオススメです。

また大学の近くで営業している学生専用ローン業者もあります。学生証で借りられるなど借りやすさはありますが利用対象者の地域に制限があるなどのデメリットがあります。そんな学生専用ローンの中で全国の学生への融資をしている学生専用ローンをご紹介します。

アミーゴ

利用条件 20歳以上の大学生、大学院、短大、専門学校生で安定した収入がある。
貸付利率 14.40%~16.80%
限 度 額 50万以内(総量規制内)
借入方法 指定口座への振込
返済方法 来店・銀行振込
融資速度 最短即日
担保保証人 なし

申し込み方法は来店あるいはインターネットからできます。学生証、運転免許証、健康保険証が必要です。全国各地の学生さんが利用可能で10万円以下の借り入れの場合の返済額は2,550円ですからアルバイト収入でも十分ゆとりを持って返済可能です。

イー・キャンパス

学生専門の東京の消費者金融会社です。インターネットでの申込みにより全国の学生に対して融資をしています。ただし、未成年の学生は利用する事ができません。

利用条件 20歳以上の学生で安定した収入がある。
貸付利率 14.40%~16.80%
限 度 額 50万円
借入方法 全国の郵便局、銀行口座への振込
返済方法 来店・銀行振込
融資速度 最短即日
担保保証人 なし

(※学生の方で学生証・免許証をご提示できる場合は年利16.20%の割引になります。また学費の返済が目的の場合は15.60%です。その場合は学費の請求書等が余分に必要となります。)

申し込み方法は来店インターネットからできます。学生証、運転免許証、健康保険証が必要です。全国各地の学生さんが利用可能で10万円以下の借り入れの場合の返済額は2,550円ですからアルバイト収入でも十分ゆとりを持って返済可能です。

※18歳以上の学生に融資してくれる学生ローン専用業者には、アイシーローン、友林堂などがあります。

クレジットカード

クレジットカードも多くのカードが学生に対応していますがキャッシングする場合はキャッシング枠を利用になるので限度額は小さいです。もっとも学生の方の場合はアルバイトト収入での審査になるのでカードローンでも限度額はそれほど高くなりません。

以下に紹介するのはクレジットカードの中でも18歳未満で利用できるカードです。但し18歳未満の方の場合は親権者の同意書が必要になります。

・アコム

会 社 カード名 年利率 利用限度額
アコム アコムACマスターカード 年4.7%~年18% 10万円~500万円

・セゾンパール

会 社 カード名 年利率 利用限度額
セゾン セゾンパール・アメリカン・エキスプレス 年18% 30万円~150万円
※年利率はキャッシングの金利です。
※利用限度額はクレジット枠とキャッシング枠を合計したものです。

・セゾンブルー

会 社 カード名 年利率 利用限度額
セゾン セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス 年18% 30万円~150万円
※年利率はキャッシングの金利です。
※利用限度額はクレジット枠とキャッシング枠を合計したものです。

要はほとんど学生対応です!

ご覧になってお分かりのように、銀行、信販会社、消費者金融会社、そして学生ローン専門業者とほとんどの貸金業者で学生に対する融資はしています。現在のカードローンは総量規制の制限がある為に限度額は低めに抑えられいますが融資の窓口はむしろ広くなっているといえます。

特に学生の場合はむしろ社会人よりも年齢条件では優遇されています。その理由は学生の場合は18歳以上でも借りられるカードがあるからです。ただし専用業者の場合18歳未満への融資が可、不可というのは審査の状況によっては変わる場合がありますのでご注意ください。

【参考ページはこちら】
カードローンを使っている学生の利用目的は何?