ブラック経験者!選ぶなら口コミをしっかりチェックしよう!
「借りたお金は返すもの!」なんてことは誰もが分かっている絶対な約束ではありますが、人生長く生きていると思いもよらないアクシデントに出会う事もしばしば・・・。
ブラックになってしまうと借りることができなくなってしまいますが、死ぬまで永遠にブラックが続いていくわけではありません。更生して借金のない生活を続けていきたいとしても、なんらかの出費に困ることもあるでしょう。
過去にブラックになったことがある人は、ブラックの経験のない人よりも注意して見られることは仕方ありません。審査に通りにくいこともあるでしょう。
申し込みを繰り返すのは危険な行為。過去にブラックになったことのある人は『口コミをチェックして選ぶ』という方法を徹底しましょう!ただし、口コミは目安ですけどね・・・。
もうどこからも借りれない!?なぜブラックになってしまうの?
まずは、どうしてブラックになってしまうのかです。何をすればブラックになるのか、どうしてブラックという制度があるのかを理解しておきましょう。
どんな理由があったにせよ、消費者金融などの貸金会社との約束やルールを守れなかった人は『ブラック』になってしまいます。
これは当然!借りた金は返すべし!!
これは説明する必要もないかもしれませんが、借りたお金を返すこともなく逃げるなんてことをすれば、確実なブラック扱いになります。夜逃げとまでいかず普通に契約した住所に住んでいても、何も連絡せずに放置していたら逃げているも同然ですね。
問答無用でブラックになる1番の原因でしょう。利息が多くなり過ぎて返せないなんてことも多いですが、利息がつくことを理解して借りているはずですし、だから計画を立てて借りろとアチコチで言っているんです。
何度も何度も…返済期限を守らない!
貸金会社によって様々ですが、だいたい月に1度か2度、返済日というのが決められていますね。多くの場合は給料日としても多い15日か25日の少し後に設定されているように思えます。
給料日とかけ離れた返済日の場合は別ですが、例えば25日が給料日で27日が返済日だとすれば、単純に考えて返済できないわけがないんですよね。返済できて当然な日なのです。
とはいえ、出費が重なり過ぎて給料が赤字、今月は残業が少なくて給料も少ない、給料の口座とは別の支払い方法だから返済日までに支払いに行けない…などなど、返済日に返済できないってこともあるかもしれません。
そんな時にも貸金会社に相談してみましょう。返済日でなくても融通を利かせてくれることも多いです。例えば・・・
- 2回目の返済日を教えてくれる
- 「○日に振込みます!」と言えば振込み先を教えてくれる
- 利息だけ払って、後は翌月に回してくれる
などなどです。返済日に返済するのがベストですが、無理なら無理で仕方ないですし、返す意思があれば相談にのってくれます。返済日をつい忘れてしまっていた時や、口座の残高不足だった時なども同じですね。
返済日を超えてしまうと延滞になり、それが何か月も続けば滞納になります。延滞や滞納もブラックの原因に多いです。しかし、延滞や滞納はすぐにブラックになるわけではありません。
2・3か月くらいならカードを止められるくらいで済むことも多いです。返済をすればカードの利用を再開してくれます。ただし連絡が取れる、返済する意思(見込み)があるのが条件です。何度も延滞や滞納を繰り返したり、そのまま返済しないとなればブラックになります。
返せないから仕方ない!なにかしらの救済方法を使った!
返済が困難になった時の救済方法は多々あります。返済しないで逃げるよりは全然マシなのですが、やはりどんな理由があったにしろ、どんな解決をしたにしろ、返済しなかったということには変わりないのでブラックになってしまいます。例えば・・・
- 自己破産
- 債務(任意)整理
- 個人再生
- 保証人を含む他者の返済
4つ目の他者の返済は、例えば親に頼んでお金を貰って払ったなどであれば問題ないですが、貸金会社を通して親に返済権利を回した場合はダメです。借りた本人が返済していれば大丈夫ですが、代理となればどんな方法でもダメだと覚えておきましょう。
申し込んだだけなのに?キャッシングに申し込み過ぎた!
キャッシングのみにならず、クレジットカードなど融資に関するもの全般的に申し込み過ぎると申し込みブラックというブラックになる可能性があります。
「申し込んだだけでどうして?」と思うかもしれませんが、普通に考えれば分かりますね。普通に収入があって他に借金もない人ならば、そんなに多額な融資でない限り審査には通りやすいはずです。
つまり、1社に申し込みすれば充分な可能性も高いんですよね。それを何社も何社も申し込みをするとなれば、審査に落ちて困っている人、そこまでしてでもお金を借りないといけない人…と思われても仕方ないですし、避けられてしまうでしょう。
ブラックになったらもう一生借りることはできないの?
ブラックになると信用情報機関に登録されてしまう為、問題を起こした貸金会社以外からも借りることができなくなってしまいます。信用情報機関は全貸金会社が閲覧することが可能で、審査の時には必ずチェックされています。
(⇒審査なしで借りられるところってある?)
ブラックは一定期間で消える!?
自己破産などをしてブラックになってしまった人などは、「もう2度と借金をしない生活をしよう!」と心構えをすると思いますが、どんなに真剣に計画的にお金の管理をしていても、仕方ない出費はできるかもしれません。
ブラックになると借りることはできませんが、一生死ぬまでブラックのままというわけではありません。どんなにお金に困ってしまっても、ブラックの間は貸してもらうことはできないのですが、ブラックの期間が終われば貸してもらえるようになります。
ブラックになった理由や貸金会社にもよりますが、延滞程度なら返済再開後すぐ、他の理由でも3年~10年でブラックではなくなります。自己破産など大きな助けをもらった程、ブラックの期間は長くなってしまいます。
1つだけブラックが消えない原因がある!?
返済をしないまま逃げ(放置)続けているとブラックからは消えることはありません。自己破産も返済はしないままですが、これは一応借金を片付けたことになるので、ブラックからは一定期間後に消えることができます。
借金にも時効があると言いますが、なんの連絡もなく返済してくれない人の名前をブラックリストから消すなんてリスクの高すぎることをする会社はないでしょうね。
どうしてブラックリストが存在するの?
貸金会社は何を担保にお金を貸しているのでしょう?今は保証人も担保も必要ないということの方が多いです。何も保証なくお金を貸すのはリスクが大き過ぎると思いませんか?
『信用』を担保にお金を貸してくれています。信用が全てなのです。なのでルールの守れない人、返済をしてくれない人は信用なんてできません。
返済しないということは貸した会社は損益になります。1人が返済しないだけなら大したこともないのかもしれませんが、多数になると…会社の経営にも影響するかもしれませんね。
そんな人に貸すのはどうでしょう?逆に言えば貸すべきではないですよね。「この人にお金を貸すと危険ですよ!問題ありますよ!」と教える為、その人に貸さない為に、逆に言えば同じ過ちを繰り返させない為にブラックリストは存在します。
ブラック経験者が借りる時の注意点とは!?
ブラックになったことのある人ならば、できることならもう借りない生活を頑張ってほしいですが、どうしようもない時は仕方ないですよね。
過去にブラックになったことがある人は、信用情報機関からブラックとして名が消えたとしても油断はできません。ブラックじゃなくなったとしても、ブラックであったという事実は消えません。
選ぶなら口コミチェックして慎重に!
消費者金融や銀行、クレジットカード会社などをまとめているような情報サイトは山のようにあります。それらを見てどこに借りるか考えるのも良いですが、口コミのあるサイトを利用することでより可能性を上げることができるかもしれません。(こちらもご参考に→カードローンを利用する前に体験談をチェック!)
誰が書いているか分からない、誰が見るか分からないとは言え、自分の情報を赤裸々に書き過ぎるのにも抵抗があるので、どうしてブラックになったのか、いつからブラックだったのかなどの細かい情報を書いてくれている人は少ないです。
ですが、「ブラックでしたが…」などという書き方をしてくれている人は結構多くいます。中には「自己破産をしましたが…」なんて赤裸々な口コミも多数あるのはあります。
それらも踏まえて総合的な判断をするのは自分です。しっかり口コミもチェックしておきましょう。もちろん、ブラック関連以外の口コミも見ておきましょう。
過去に借りた事のある会社は極力避けて!
ブラックの期間が終わって信用情報機関から名前が消えた後であっても、それが何年・何十年経っていようとも、ブラックになった会社や、その当時に借りていた会社は極力避けた方が良いでしょう。
信用情報機関ではブラックでない真っ白な客として名前が出ていたとしても、借りたことのある会社の情報リスト(というのか分かりませんが…)にはしっかり名前は残っています。
過去に返済することなく終わった人や、問題を起こした人に、いくらそれから何年も経って更生しているであろうとも、また貸してやろうとは思わないでしょうね…。残念ですが、信用を失った会社から信用を取り戻すのは不可能に近いです。
どうして慎重に選ばないといけないの?
ブラック経験者が再びブラックになったからと言って、更なる試練があるというわけではないのですが、ただでさえ借りるのが厳しくなってしまっているかもしれないという時に、無駄にブラックになるのは避けたいですよね。
ブラックじゃなくなっても貸金会社が慎重に審査をしている以上、借りれない会社が多いということもあり得ます。申し込みをしても断られてしまうことも多いということです。
借りれるようになりますが、貸してあげないといけないというわけではありませんので、過去にブラックになったことのある人や不安な人を断るのは貸金会社の自由ですからね。
何社か断られてしまった時にやってしまいがちなのが、どこでもいいからと申し込みしまくる行動。申し込みブラックの原因です。こんなことでまたブラックになってる場合ではないでしょう。
審査が甘い、過去にブラックであっても確実に貸してくれるなんて甘い話はないですが、口コミなどを参考にしていれば、多少なり可能性の高い会社が見つかるはず!これだけでも申し込みブラックになる可能性を下げることができます!!
ブラックもOKという口コミ発見!!その信用性は?
口コミを見ていると、「ブラックだった…」ではなく、「ブラックだけど…」という書き込みがあることがあります。ブラックでも借りれるくらですから、ブラックじゃなくなった人は余裕に見えますよね…。
ブラック期間中に借りることは100%ない!!
ブラックの人にお金を貸すリスクは多大なもの。あなたは働いてもない返済の充てもない人から「お金貸して!」と言われて貸しますか?「Aさんにお金貸したんだけど、何回言っても返してくれないの!」と噂を聞いたAさんに言われて貸しますか?
貸さないですよね。それを赤の他人に、しかも何万円~何十万円、下手すれば何百万円も貸すわけです。ブラックの人というだけで「貸しません!!」となって当然でしょう。
ブラックの期間中はどんな理由があっても貸してもらうことはできません。返す見込みがあったとしても、それは自分勝手な言い訳です。ブラックというだけで貸してもらえなくなります。
「ブラックだけど借りれたよ!」なんて口コミを見ることもありますが、本当にブラックなのかどうかは定かではないですよね。例えば・・・
- 延滞してたからブラックだと思っていたけど実際は違うかった
- ブラックになって5年、まだブラックだと思っていたけど、もう終わっていた
- 普通の消費者金融と思っていたけど闇金だった
などなど。1回延滞したくらいではブラックにはならないものを勘違いする人もいますし、ブラックの期間は教えてもらえないので思っていたより早く終わっていることも多々です。
3つ目は考えたくもないですが、ありえない話ではありません。闇金は信用情報機関を見ることもできない悪徳業者様です。もちろんブラックでも借りれます。ブラックこそ貸してくれるのかもしれませんね…。
ブラックになって数年経っているならば、ブラックじゃなくなっている可能性もあります。また、ブラック終わりかけともなれば、多少は認めてくれる会社も少しですが出てきます。
「自己破産をして半年で借りることができた!」となれば…ものすごーく怪しいです。闇金の可能性が高すぎます。こういうことも口コミでしっかり見ましょうね。
口コミは目安!参考程度に自分でしっかり判断を!
あんまり言いたくないですし、考えたくもないですが、口コミが100%信用できるものかと言えばそうではありません。
100人が100人とも真実を書いているとも限らないですよね。おもしろおかしく、適当なことを書いていたり、嘘を並べている可能性もあります。
闇金とまでいかなくても、顧客を集めたい会社なら、社員などが良い口コミを書いてアピールしていることもあります。(なんか化粧品とかでよくあるみたいですよね…やめてほしいですね!!)
ということで、良い口コミも悪い口コミも見て、総合的に判断しましょう!あくまでも口コミは目安であって、参考程度にしかなりませんが、かならず参考にはなります。変な口コミが多いところは論外にしちゃえばいいんですよ。
貸金会社にとってお客様を信用できなければブラックにしてしまうように、私たち利用者も貸金会社を信用しなければいけません。信用できる会社をしっかり選びましょう!
(⇒審査の緩いカードローン会社を教えて!)