カードローン審査の緩い業者ってあるの?

消費者金融会社の審査がゆるいって本当なの?

キャッシングやカードローンに審査はつきものですが、やはり不安な人ってたくさんいるはずですよね。できることなら、審査がゆるいところで申し込みたいと思うのが、人間の常ではないでしょうか。

だけど、世間一般で「審査がゆるい」という言葉、確かによく聞くけど、本当に審査がゆるいのか、いささか疑問に感じている人へ発信します。「本当なんです!本当に審査がゆるい金融機関はあるんです!」これを読んで、審査のゆるい金融機関で申し込みましょう!

どこでお金は借りられるの

キャッシングやカードローンなど、お金を借りられるところは世の中にたくさんありますが、一般的で、もっとも利用している人が多いのは、消費者金融と銀行だといえるでしょうね。

消費者金融と銀行、どちらでもお金を借りることはできますが、それぞれに長所と短所があります。その長所と短所を、しっかり把握してからどちらにするか決めるようにしましょう。

どちらかに決める前にすべきことは、自分がお金を借りることを前提として、自分なりの条件をいくつか挙げておきましょう。条件を挙げたら、今度はそれに優先順位をつけます。その優先順位の最も高い項目を満たしている金融機関で借りるべきですよ。

消費者金融と銀行の違いと、長所・短所は以下のようなことになるでしょう。

内容・条件 消費者金融 銀行
融資までの時間 ほとんどが即日融資可能 即日融資できるところは少ない
審査時間 最短30分など速い 平均して最短で当日中
総量規制 対象(収入の1/3が上限) 対象外(上限なし)
審査の傾向 比較的ゆるい 比較的厳しい
金利 比較的高め 比較的低め

このように、金利はやや高めで、融資額が年収の1/3までと、決まりはあるけれど、とにかくはやく借りたいし、審査もゆるいほうがいいのなら、消費者金融がおすすめといえるでしょう。お手軽さでは、消費者金融の右にでるものはありませんよ。

逆に、時間がかかっても、審査が厳しくてもいいから、ある程度高額融資を希望しており、金利を低く抑えたいのであれば、銀行がおすすめとなります。自分の条件と照らし合わせて、当てはまるほうを選択するべきだといえますね。

審査ってどんなことをするの

お金を借りるときの審査とは、簡単に言うと、その人が「信じられるかどうか」「返済できるだけの収入があるか」など、あくまでも個人の信用に関して調査することを指します。

審査内容や審査方法に関しては、各金融機関によって違ってくるでしょうが、だいたい同じような内容だと思っていいでしょう。まずは、金融機関が提示している「貸付条件」に、自分が当てはまっているかどいうか確認しましょう。

無事、貸付条件に当てはまっていれば、あとは金融機関の判断によります。貸付条件+αの審査がおこなわれることになります。

審査をクリアするための条件

審査の元となる、貸付条件と+αの内容とはいったいどのようなものなのでしょうか。以下にまとめてみましたので、確認してください。

内容 条件
収入に関して 安定した継続収入があること
対象年齢 20歳~65歳くらいまで(金融機関によっては70歳)
勤務形態 公務員・正社員・パート・アルバイト・派遣社員など
勤続年数 できれば1年以上
信用情報の内容 金融事故をおこしていない人
他社からの借入れ なるべく少ないほうがいい
返済状況 約束通り返済していること

このように、ほとんどの金融機関では、以上のようなことを元に審査をおこなっていると思っていいでしょう。この審査に関して、厳しいもしくはゆるい金融機関があると思ってください。

銀行と消費者金融ならどっち?

審査内容がどんなものが理解したけれど、結局のところ審査がゆるい金融機関はどこなの?ということになりますよね。消費者金融と銀行で比べると、審査がゆるいのは、はっきり言って消費者金融になります。

なぜ消費者金融は審査がゆるいのでしょうか。消費者金融は、お金を貸し出すことを専門とした、いわゆる貸金業ですよね。反対に銀行は、みなさんご存じの通り、いくつかの業務の一部として、お金を貸すというサービスを提供しています。

すなわち、消費者金融というのは、お金を貸すことに関してのプロフェッショナルだと言ってもいいでしょう。審査をおこなう担当者もプロなので、審査は柔軟におこなわれます。そのため、多少のことには目をつぶってくれる傾向があるようです。

もうひとつの理由として、2010年に改訂された法律で、総量規制というものがあります。これは、貸金業に課せられた法律で、「年収の1/3を超えて貸し出しをしてはいけない」という内容です。この法律により、高額融資の顧客が離れたのは事実です。

消費者金融では、年収の1/3を超えての融資ができなくなったため、高額融資を希望している人は、銀行へと流れてしまったわけですね。そのため、消費者金融は、少額融資に力を入れることとなり、顧客を獲得するためのサービス合戦が始まったわけです。

消費者金融で即日融資はもう当たり前となり、無利息機関をサービスとして提供したり、新規の顧客を獲得するために、あれやこれやのサービスがどんどんでてきたのは事実です。そのため「誰でも簡単に借りられる」というイメージが定着したようです。

このような流れがあったため、顧客獲得のために、審査がゆるくなるのは、致し方なかったのかもしれませんね。ちょっとした問題であれば、目をつぶっても顧客を獲得したいという考えだったのかもしれません。

言い換えれば、顧客にとってはこんなにありがたいことはありませんよね。審査がゆるくなっただけではなく、申し込んですぐに融資してくれる、サービスも満載だし、対応も良い、となれば、気軽に借りたくもなりますよね。

審査の難易度別金融機関はここ!

世間一般で見ると、審査がゆるいのは、消費者金融に軍配が上がりますが、銀行の中でもあなたにもチャンスがあるかも?と評判のところはあります。ここでは、審査レベル別金融機関と、それぞれの特徴をご紹介します。

  • プロミス
  • アコム
  • アイフル
  • モビット
  • ノーローン
  • 新生銀行レイク
  • イオン銀行
  • 住信SBIネット銀行

プロミス

消費者金融で人気なのはプロミスです。

内容 条件
最大融資額 500万円
金利 4.5%~17.8%
即日融資 可能(最短即日)
無利息機関 あり(公式サイト確認)
総量規制 対象(年収の1/3が上限)

アコム

アコムは消費者金融ですが、三菱UFJフィナンシャル・グルーブに属しています。アコムは、対応が良いことで有名で、審査もゆるいため、キャッシング初心者におすすめの消費者金融です。

内容 条件
最大融資額 500万円
金利 4.7%~18.0%
即日融資 可能(最短即日)
無利息機関 あり(30日間)
総量規制 対象(年収の1/3が上限)

アイフル

銀行グループには所属していない、唯一の消費者金融がアイフルです。さまざまなサービスを展開しており、審査も比較的ゆるいと評判の消費者金融です。

内容 条件
最大融資額 500万円
金利 4.5%~18.0%
即日融資 可能(最短即日)
無利息機関 なし
総量規制 対象(年収の1/3が上限)

モビット

消費者金融でありながら、三井住友銀行グループに属しているのがモビットです。郵便物を送らないなど、顧客の立場にたったサービスが満載です。もちろん審査もゆるいと有名です。

内容 条件
最大融資額 500万円
金利 4.8%~18.0%
即日融資 可能(最短即日)
無利息機関 なし
総量規制 対象(年収の1/3が上限)

ノーローン

新生銀行グループであるノーローンは、何度でも1週間無利息サービスがとても人気の消費者金融です。最大限度額は他の消費者金融にくらべて低く300万円ですが、審査がゆるく借りやすいと評判です。

内容 条件
最大融資額 300万円
金利 4.9%~18.0%
即日融資 可能(最短即日)
無利息機関 あり(何度でも1週間)
総量規制 対象(年収の1/3が上限)

新生銀行レイク

レイクを消費者金融と思っている人が多いと思いますが、実は新生銀行の中のレイクという商品のことになります。元々レイクは消費者金融だったため、銀行でありながら、消費者金融なみの審査のゆるさが評判となっています。

内容 条件
最大融資額 500万円
金利 4.5%~18.0%
即日融資 可能(最短即日)
無利息機関 あり(5万円まで180日・それ以上30日)
総量規制 対象外(上限なし)

イオン銀行

イオン銀行の母体は、イオンスーパーなため、主婦に人気の銀行となっています。そのため、銀行でありながら審査はゆるいと評判です。審査に通るポイントとして、イオンのWAONカードや、イオン銀行の口座をあらかじめ持っておくと有利だと言えるでしょう。

内容 条件
最大融資額 800万円
金利 3.8%~13.8%
即日融資 最短即日可能(条件あり)
無利息機関 なし
総量規制 対象外(上限なし)

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行は、インターネット専用銀行です。店舗を持たないため、銀行の中でもトップの低金利を実現している銀行です。インターネットでのやり取りとなるため、融資までにはある程度の時間が必要となりますが、銀行としては審査がゆるいと有名です。

銀行でありながら、最大2ヶ月の無利息期間があることも人気の秘密でしょう。

内容 条件
最大融資額 1,000万円
金利 1.99%~7.99%
即日融資 不可能
無利息機関 あり(2ヶ月)
総量規制 対象外(上限なし)

審査がゆるくてもダメな人

世の中に審査がゆるい金融機関はあるけれど、残念ながらどんな人でも審査に通るわけではありません。どんなに審査がゆるくても、ダメな人はいます。審査がゆるくても厳しい人とは、どのような人なのでしょうか。以下を参考にしてください。

  • 未成年・65歳以上の高齢者
  • 収入がない
  • ブラックリストに載っている
  • 他社からの借入れが多い
  • 返済をしていない
  • ウソの申告をした

未成年・65歳以上の高齢者

まず未成年は基本的にNGです。未成年者は、法律で返済する義務がありません。未成年と知って貸してしまった場合、貸した側の金融機関が悪いとみなされ、貸付の回収をすることができません。ただし、保護者の同意があれば、可能な場合があります。

65歳以上の高齢者は、ほとんどの人が年金暮らしとなっているはずです。そのため、収入の面や返済期間などを考慮して、借りられない場合があります。(こちらもご参考に→69歳でも借りられるカードローンを教えて!

収入がない

収入がない人に貸してくれる金融機関はまずないでしょうね。貸したお金を返すすべがないわけなので、収入があることは、最低限の条件となるでしょう。ただし、高収入が有利なわけではなく、低収入でも安定していることが大事です。

ちなみに、高収入でも不安定な仕事をしている人より、定収入でも安定した仕事をしている人のほうが有利といえます。収入の額ではなく、あくまでも安定した収入を得ていることが大事です。

ブラックリストに載っている

ブラックリストというものは、実際には存在しませんが、金融事故を起こした人のことをブラックリストと呼んでいます。いわゆる、金融に関して事故を起こした人のことですね。借入れしたのに返済をしていない人、などのことを指します。

金融事故を起こした人は、金融絡みでの信頼がなくなっているため、新たな借入れが難しくなると思っておきましょう。そして、この金融事故、隠し通せるものではありません。一度金融事故を起こしてしまうと、個人の信用情報に登録されます。

個人の信用情報は、加盟している金融機関であれば、いつでも閲覧することが可能です。審査の一環として、この信用情報は必ずチェックされていると思ってください。よって、ウソの申告はしないことです。

他社からの借入れが多い

他社からの借入れがあまりにも多い場合、金融機関は「借金の返済ができないから、新たに借入れをしようとしているのでは?」と、疑います。他社への返済のために、新たな借入れをするというのは、いわゆる自転車操業ですね。

自転車操業に一度陥ってしまうと、抜け出すのはなかなか難しいものです。そんな人に融資するのは危険だと判断する、金融機関がほとんどだと思っておきましょう。ゆえに、貸してもらえない、ということになります。

返済をしていない

借りたものを返していない人というのは、はっきり言って信頼してもらえませんよね。他社でもどこでもそうですが、返済が滞っている人、遅れがちな人に対して、貸してくれる金融機関はないと思っておきましょう。

借りることは決して悪いことではありません。問題なのは、返済です。返済さえきちんとしていれば、「信頼できる顧客」として融資の限度額も引き上げてもらえるし、新たな借金を申し込んでも、すんなり審査に通るはずですよ。

ウソの申告をした

ウソの申告をする、ということ自体、本末転倒だと思っておきましょう。信頼を元に貸してもらえるのが、現在のキャッシングです。ウソの申告というのは、その信頼そのものを揺るがすことになりますよね。

そして、個人の信用情報がある限り、ウソの申告をしても、必ずばれます。ウソがばれた時点で審査は終わりです。それだけではなく、「ウソの申告をした人」として、信用情報に登録されてしまいます。絶対にウソはNGだと思っておきましょう。

結局のところ

結局のところ、いくら審査がゆるい金融機関が存在するとしても、借りる側の属性が、あまりにも悪ければ、審査には通らないということがわかったかと思います。

まずは、自分の属性がどの程度のものなのか、はっきり把握しておくことをおすすめします。その上で、「これは絶対にムリだな」と思ったら、むやみに申し込むのはやめたほうがいいかもしれません。

キャッシングを申し込んで、審査に落ちたとします。この「審査に落ちた」という情報でさえ、個人の信用情報に登録されることになるので、可能性があまりにも低い場合は、やめておくほうが無難でしょうね。

「もしかして?」というレベルで、自分でも判断がつけられない場合は、申し込む前に、金融機関の店舗窓口へ行って、担当者に相談してみましょう。担当者がOKをだしてくれたら、そこで初めて申し込む、という手法がおすすめです。

その際、ウソの申告はいっさいせず、不利になるようなことでも、すべて正直に話すようにしましょう。担当者がいちばん見ているのは、「誠実さ」です。誠実さが伝われば、おのずと信頼してもらえることになるので、とにかく正直に話してください。

担当者に誠実さが伝われば、多少のことは目につぶってくれるかもしれませんよ。くれぐれも一方的にインターネットなどから申込まないようにしましょう。不安なときは、店舗窓口で担当者と直接話しをするべきですよ。

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