融資金額でこんなに変わる!上手に金利を下げる方法
消費者金融&銀行では様々な形でカードローンサービスを行っております。消費者金融などでは会社にもよりけりですが初心者の人には「30日無利息キャンペーン」を提供したり、銀行では総量規制が無いので消費者金融より低い金利で融資などを行って顧客獲得大作戦などをしています。
今回は上手に金利を下げるがテーマです。
30年前は金利下げるの不可能
今から30年くらい前のカードキャッシングでは金利を下げることは一切出来ませんでした。何故かその理由は「固定型金利」だったからです。限度額もそんなに高いわけではなかったので、当時は金利が3%で1ヶ月後の一括返済と決まっていました。
当時の20万の限度額では一気にCD機(現・ATM)から引き出す人が多く、一括返済だった為、翌月の引き落としに間に合わなくて返済が遅れてしまう~と言った問い合わせが沢山ありました。
昔がいくら限度額20万円であってもやはり一度に引き出すのは無謀と言えるかもしれません。急な出費は誰しもあり得ることですが、それを無計画に引き出すのもどうかと思いました。
他社のクレジット会社の中には分割払いのある所もありましたが、私の勤めてたカード会社には分割払いの制度がなかったのでそのことを知らずに限度額満額に借りる人が多かったんですね。
(⇒りそなのカードローンは限度額増額できる?)
ですから30年前は3%の金利で統一されていて、下げることはまず不可能でした。当時はキャッシングに対して変動型金利なんて制度はありませんでしたから。その後は6%に金利が上がり、限度額はそのまま変わらずでしたが、借りる側にとっては大きな痛手でした。
今の消費税が去年3月まで5%だったのが去年の4月から8%へ上がったのと同じことです。3%上がると言うことはそれだけ消費者の負担も大きくなる。ですから昔でも金利が3%→6%上がったことで借りることに躊躇する人も多かったです。
当時の使い道とは?
昭和時代のキャッシングの使い道は皆さん何だと思われますか?実際の使い道は下記の通りです。
- ゴルフコンペ
- 居酒屋での飲み代
- 旅行費
- ギャンブル
まあ、上の3項目は昔も今も変わりませんが、ギャンブルで借りるが意外と多かったのです。競輪、競馬、ボート、パチンコ、株投資など。現代ではキャッシングの使い道にギャンブルはタブーとされてますが、30年前はそんなところまで規制はありませんでしたからね。
とにかく昔・30年前は金利は下がることはありませんでした。
現代ではどう変化したか
昭和~平成へ時代が変わってその後バブル崩壊!不景気な時代が長く続きました。会社の経営危機により沢山のリストラ者が出て、一時は「派遣村」まで出来る騒ぎが起きました。職探しを必死でする人が大勢出て、なかなか適職につけなくて途方にくれる人、失業保険で何とか生活をしのいでも3カ月しか貰えないので切れる前に何とか新しい職を探す人。皆それぞれ必死でした!!
そこで正社員での仕事が見つかるまで非正規で働く人が増えました。そんな時、非正規でも融資OKの消費者金融&銀行のカードローンサービスの登場で利用する人が一気に増えたのです!
何故こんなに金融件数が増えた?
不景気な時代が長引いて何故こんなに消費者金融や銀行のカードローンサービス提供が増えたのか皆さん、考えたことありますか?私はよく考えたことあります。でもあくまで想像と推測でしかないですが私個人の考えを挙げましょう。
- バブル崩壊後、沢山のリストラ者が出た為に生活費を借りる人が金融業者に殺到した
- 何でも先立つものはお金。無いと困るので一時しのぎに仕方なく生活費の為に借りざるを得ない
- 非正規でもOKと謳っている金融業者の出現で安心して借りやすくなった
こんなところでしょうか?そうですね、今や殆どの消費者金融&銀行は正社員だけでなく非正規でも融資OKの所が本当に多くなりました!!金利も金融業者によってまちまちなのでネットで予め調べるのも可能になりました!金利の比較も出来ますね。
それではこれから本題の上手に金利を下げる方法についてお話していきましょう!
お得に金利を下げよう!?
皆さんはお金を借りる時に消費者金融か、銀行かどちらを選びますか?私個人でしたらやっぱり何と言っても銀行です。銀行は消費者金融と違って総量規制がありませんから、利用する人が多いです。それは何故でしょうか?
- 消費者金融は銀行より金利が高い
- 消費者金融は法律改正で総量規制があるので前より厳しくなったように思える
- 以前のように気軽に借りられるイメージが少なくなってきた
- 審査の厳しい・緩いの両極端でよくわからない
そうですね。以前と比べたら大手消費者金融ほど融資に対して厳しくなったと言えますね。では今回は「銀行編」で上手に金利を下げる方法について探ります!!
こんなに変わる!金利
下記の一覧表はある都市銀行のカードローンサービスの利用限度額に対しての借入利率です。よくご覧くださいね。
利用限度額 | 借入利率 |
---|---|
500万円 | 年4.6% |
400万~500万未満 | 年5.6% |
300万~400万以下 | 年6.1% |
250万~300万以下 | 年7.1% |
200万~250万以下 | 年8.1% |
150万~200万以下 | 年9.6% |
100万~150万以下 | 年11.6% |
50万~100万以下 | 年12.6% |
10万~50万以下 | 年14.6% |
ご覧になってみて如何でしょうか?何か気付いた点はありませんか?この都市銀行のカードローンサービスの融資額によって大きくなればなるほど金利が下がると言うことです。限度額万額借りた場合、金利は一番低い4.6%です。
この某都市銀行は初回が借りた日の翌月35日以内の返済と言う決まりがあります。計算してみると・・・。
500万×4.6%×35日÷365=22,054→限度額満額の500万に対して22,054の利息が付き35日後の返済額は5,022,054という結果になります。
お得に金利を下げよう!?
つまり、この某都市銀行では大口融資を受ければ受けるほど金利が低くなってお得になって行くと言うことが分かります。大口融資って聞くと何だか借りるのに躊躇しがちですが、銀行系では大口融資提供に力を入れています。
大口融資行くほど金利低い!
200万借りたとしても。
200万×8.1%×35日÷365日=15,534→15,534 の利息。合計2,015,534です。
小口融資は金利高い!
小口融資だといかにもそんなに金利は掛かってないと思われがちですが、実はそうではないんです。小さい額ほど金利は高いし、利息も高いのです。小口の20万で借りたとします。
20万×14.6%×35日÷365日=2,800→¥2,800円の利息。合計202,800です。
「何だ~小口融資でも大したことない!」と言われる方がいます。でも4.6%と14.6%では10%も開きがあるのが分かりますよね?では試しにもう一度20万借りたと仮定して金利4.6%で利息を出してみます。
20万×4.6%×35日÷365日=882→882の利息が付きます。小口で一番低い金利4.6%で利息を出した場合利息金が882になります。これはあくまでほんの一例題です。4.6%で20万の融資はあり得ません。小口融資は返って金利も高い、利息も高くなります。
二桁金利は高い
融資金額に対して金利が10%以上越すと利息は高くなる傾向にあります。その理由とは?返済時に金利が上乗せされて割高になるからです。ですから銀行側は金利が低めの大口利用をお勧めしています。
でもカードローンを利用するのは私たち消費者です。どんな時にどんな出費がある日突然やってくることも多々あります。私たちはその場の状況に応じてお金を銀行から融資してもらうからにはまず審査通過して収入に応じた限度額設定をしてもらい、その範囲内で利用することを心がけなくてはなりません。
最後に「上手な金利の下げ方」は皆さんの融資金額によって大きく変わることなんですね。200万以上融資可能でしたら金利が1ケタですのでその分利息も安くなります。大口と小口ではこんなに利息に開きがあるってことお分かりいただけましたでしょうか?
後は皆さんご自身の判断で某都市銀行のカードローンをご利用されること、私も推薦いたします。とっても感じのいい対応でした。これなら実際気持ち良くカードローンの融資受けられる太鼓判を私は押します!!
【参考ページはこちら】
カードローンの限度額って上げられるの?