確認必須!ローンの年利計算方法を解りやすく解説
皆さんは一度カードローンを利用された時に金利のことを考えたことありますか?お金を借りるのは大変簡単ですが、返済する時には必ず金利はつきものです。これ意外と把握してない方が多いように見受けられます。
借りた額に対して何パーセント金利がつくかは違ってきます。今回は計算法について探って行きましょう。
30年前の金利は何%だったのか
まず最初に私が某クレジット会社勤務していたでキャッシングに対する金利が当時何%だったのかお話しします。限度額は20万まで。勿論万単位の借入で1万円に対して300円の利息がつきました。
そう、当時は1万借りると300円の利息がつき、10,300円の返済と言うことでした。(昭和60年4月当時)限度額借りれば20万に対し、6,000円の利息がつき、返済額は206,000円ということでした。当時は1万円のキャッシングに対して金利は3%だったんですね。
昭和60年4月当時の計算法
何しろ30年前の記憶をたどってますのでうる覚えの所があるかもしれません。それはご了承くださいませ。昭和60年4月当時のキャッシング借入計算法です。1か月単位の借入ですので、1万円×3%=10,300でした。
限度額が20万までと限られてたため、一気に借りだすことは当時は当たり前のことでしたので、カードで引き出すと一度に翌月には206,000円の返済が待っていた、ということになります。
昭和60年4月当初からでもやはり限度額一杯に借りて返済出来ないと慌てて連絡してくることは別に珍しいことでもなく、昔は消費者金融の知名度も低かったので親戚・家族・兄弟から援助を受けて返済すると言うパターンが多かったです。
その後金利上昇!
限度額が少なかった当時は金利3%だったのが暫らく続いてはおりましたが、その後金利は3%→6%へ上昇しました。限度額が少ないのに金利を挙げることに対する問い合わせが殺到。その対応に追われた時の内容と言ったら凄かったです。
- 何で急に金利を上げるのか?納得がいかない!
- 毎月真面目に20万返してるじゃないか!急に金利を上げられると今までのように気軽に引き出せないではないか!
- お宅は弱者から高い金利でお金を貸すように変えたのか?それではサラ金と変わらないね!
- クレジットカード&サラ金と繋げるしかないかね?
上記のような内容の苦情とか問い合わせがあったことを覚えています。当時の私は若かったし、余りサラ金のことに対しては詳しいわけでもなかったので聞き流してました。
とにかく昭和60年前半はクレジットカードでキャッシングする人が多かったんですね。消費者金融だってちらほらありましたけど、当時の人々は消費者金融=サラ金と余りいいイメージを抱いてはいませんでした。
いつから金利が3%~6%に上がったのかは申し訳ないのですが覚えていません。でも昔の金利計算法として二通りあったということになります。
?1万円×3%=10,300
?1万円×6%=10,600
当時のカード会員のお客様の意見としては「貴社のお金貸し出しには分割が無いんでとっても不便!」が圧倒的に多かったと言うことでした。何しろ「キャッシング=Cashing」と言う言葉自体の存在はありませんでしたので。
昔の計算法は日割りではなく1か月単位での返済額で出していた、ということです。
現代はどう変化した?
昭和60年前半ではキャッシング限度額に対して1万円につき300円の金利がついていました。分割払いのない時代でしたので、1か月単位での計算法でした。
では現代はどう変化したんでしょうか?消費者金融の件数が凄く増え、その上銀行までがキャッシングローンを提供することが当たり前の時代になりました!
今では消費者金融でも銀行でもキャッシングローンを利用すると借りたその日から次の返済日まで日割り計算で利息が出る仕組みに変わりました。
現代では利息=借りた金額×金利×借りた期間によって利息の計算が出来ます。
ある銀行の事例
私が今パート先で給料振り込みなどに指定している某銀行では「カードローン新○○○○」を取り扱っています。この銀行のカードローンサービスの簡単な特徴をお話しします。
- 対象年齢20歳から65歳以下までの収入のある方限定
- 前年度の年収が200万以上の安定した収入源のある方
- 勤務年数1年以上から融資受け付け可能とされる
- 保証会社の保証が受けることの可能な方(非正規・主婦・学生対象外)
- 某銀行の保証会社はクレジットカード会社の○○○○
- 限度額10万以上最高200万まで・10万円単位の借入
- 契約期間2年→自動更新
上記が某銀行の主なカードローンサービスの特徴です。次に利率・返済方法などを見ていきます。
- 利率:固定金利(保証料含む)
- 年5.5%(この銀行で住宅融資を利用している方)
- 年7.5%(この銀行での給料振り込み利用中の方)
- 年10.5%(上記以外のお客様)
某銀行の詳細 | どんな内容か |
---|---|
返済の仕方 | 利用する場合、契約の普通預金or総合預金に毎月1万円の返済必要 |
借入利息 | 借入利息は毎年2月・5月・8月・11月の第3日曜日に確定→翌第1営業日に指定口座より引き落とし |
担保や保証人の有無 | 不要 |
手数料 | 無料 |
その他条件などは以下の通りです。
- 某銀行で住宅ローンを利用中でちゃんと返済出来る方
- 某銀行で給料振り込みが5万円以上あること
それでは私はこの某銀行で昼間のパート給料を振り込んでもらっている指定口座がありますので、自分自身が30日間カードローン50万借りたと仮定しましょう。その利息が何%になるか算出してみます。
固定金利型なので私は利率が7.5%となります。
(例)算出方法?
50万×7.5%÷365日×30日=3,082→つまり利息は50万に対して3,082払わなくてはいけないという結果になります。合計503,082です。
(例)算出方法?
それでは今度は私自身が最高限度額200万まで借りたと仮定しましょう。
200万×7.5%÷365日×30日=12,328→利息200万に対して12,328支払い要で合計2,012,328となります。
以上私が指定口座のある某銀行のカードローンの利息を算出してみましたが、参考にしてみてください。
リボ支払いの計算法
リボの具体的な話しに入る前に平成26年12月初頭私はいつもキャッシング用に使っている某クレジット会社からある封書を受取りました。内容は「○○○○からの大切なお知らせ」。
ん?請求書じゃないみたいだし、一体何?と封書を開けました。そしたら収入証明書の提出のお願いという内容のものだったのです!カードを作ってもう何年もなるのに今頃何故そんな「収入証明書」の提出を求められたのか?
その封書が送られてきた理由は以下の通りです。
- 消費者金融と同様、業務改行の改正により3分の1までしか融資出来なくなった
- 新規カード作成して数年経過してるのでその時の内容と変わっているのではないのかとの確認
- 勤務先と給料明細の明確な書類最近2カ月分提出するように求められた
- 期限までに収入証明書を提出しない場合はキャッシング使用をストップさせる
今までのクレジット会社の中で今になって収入証明書の提出を求めてきたのはいつもキャッシング専用として使ってきた○○○○です。審査がより厳しくなったのでしょうか?他のカード会社からは一切そういった通知は来ませんでした。
さて、私は現在リボで返済中です。リボで5万円借りたのですが、何だか5万円の為にリボで毎月払っていくのも何だかもったいない気がして、この度早期返済へ踏み切ることにしました。ATMから残り分を一括返済します。
では先月の明細書からリボの詳細を公開します。
適用利率:18.000% 請求金額:5,000
某クレジットカードローンの年利は18.000%です。リボの計算法でいくと・・・。
?50,000の10回払いとなる
?毎月5,000の返済に対して18.000%の金利プラスアルファ元金4513+利息487
分かりにくい内容だったですね。申し訳ありません。正直私は算数・数学全く駄目なんです。(汗)子供のころから苦手でして・・・上手く算出出来ませんでした。
リボは一括返済と違い、算出方法が自分には難しかったようです。でも確かにリボ返済は長期に渡るのでその分利息が高くなりますので私個人としてはよほどの事情が無い限りは複雑ですので余りお勧めできません・・・。
○○○カードローンについて
非正規融資OKの○○○カードローンは私の取引している銀行よりは一律12.475%となっています。こちらも固定型です。融資条件としては。
- 非正規でも安心なカードローンサービス!
- 限度額:30万~100万
- 約2時間くらいで審査結果が出る
- 年収・勤務年数は問わない
非正規にとっては実にありがた~いカードローンサービスの1つです!!それではこの非正規でも融資OKの○○○カードローンで私が限度額一杯の30日100万借りたと想定してみましょう。
(例)算出方法
1,000,000×12.475%÷365日×30日=20,506→利息は20,506の合計1,020,506と言う結果になります。先ほどの某銀行より遥かに利息は高いですね!!
金利が低いほど利息は?
私の給料振り込みになっている某銀行はカードローン金利が固定型の7.5%です。そして今ご紹介した○○○はこちらも固定型で金利は一律12.475%となっております。ということは結論的に金利が低いほど利息は安くなると言うことです!
でも今やっと貯蓄に落ち着きが見え始めてきたので私のリボ分は近日中にATMから残り分を一括して返済する予定です。どうか皆さんも金融商品を利用したら必ず利用明細や請求書などを見てご自分の金利&利息を知っておいてください。そして借入金額、金利、利子などから計算することをお勧めです!後の返済方に役立つこと請け合いですよ!
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