審査に通らない場合カードローンは諦めるべき!?
カードローンを申し込んでも審査に通らないことがあります。審査に通らないということは、申し込んだカードローンを利用することが出来ないという事です。今回、そのカードローンを利用することは出来ませんでしたが、カードローンの利用自体を諦めるべきだと考えていませんか?
1つのカードローンの審査に通らなかったとしても、それだけでカードローンの利用を諦める必要は無いのです。他のカードローン審査に通る可能性はゼロではありませんから、どこに申し込みをすれば良いのか、どこを改善すれば良いのかを知ることが必要となりますね。
審査基準はカードローンで違う!
カードローンの審査には基準があります。その基準を満たしていれば審査に通る、基準を満たすことが出来なければ審査に通らないという事になるわけです。そういうことであれば、具体的な審査基準がどうなっているか気になるのではないでしょうか。しかし、審査基準は公表されているものでは無いのです。
審査基準は各社独自に設定しています。そして、審査基準が公表されていない以上どのスペックであれば確実に審査に通るんだと言う事は難しいのです。ですが、審査基準が分からなくても審査のときにチェックされる事項というのはある程度決まっているものです。まずはその審査事項、項目を知るようにしましょう。
(⇒カードローン審査が緩いのはどんなところ?)
- 勤務先、収入
- 家族構成、持ち家or賃貸
- 過去・現在の借金状況
主に審査される項目はこの3点です。勤務先と収入を見て収入の安定性を判断します。収入が高かったとしても、勤務先・業界が不安定であれば収入も不安定であるという判断になる場合もあります。公務員など安定している職業であれば審査では有利に、自営業や水商売・日雇いなどであれば収入に不安があるという判断になる事が多いですね。
家族構成や持ち家・賃貸かどうかで判断するのは返済能力です。子供が多くいる、介護が必要な親族と同居しているようであれば収入が多くても支出も多い、返済に滞りが出るかもしれないと判断されることがあります。また、持ち家であれば万が一返済できなくなったとしても返済分の金額を捻出できる可能性がある、という判断になることがあるわけです。
しかし、やはり重要なのは過去・現在の借金状況です。過去に借金をした際に延滞経験があったり、過去の借金が原因でブラックになっていたりするようであれば審査では不利になってしまいます。過去に問題が無くても、現在複数の借金があるといことであれば返済金額が大きくなるために返済出来なくなる可能性がある、と不安要素になってしまうのです。
収入がいくら以上あれば良いのか、他社の利用はいくらまでなら良いのか、勤務先・勤続年数はどのくらいあれば良いのか、それぞれの基準を満たすと共に、1つの要素に不安があっても他の要素でカバーできるようであれば審査に通る可能性が出てきます。総合的な判断で審査に通る・通らないが決まるために基準を公表するというのは難しいのです。
その審査基準が公表されることはないが
審査項目はある程度決まっている為、その対応を検討しよう
どうすれば審査に通るのか、それは審査する項目についてどのくらい信用すると判断できる状況にあるか、ということにかかっているのです。
審査が甘いカードローンはある?
どうしても審査に通りたいのであれば審査が甘いカードローンを探したくもなるでしょう。しかし、審査が甘いカードローンというのは実際あるか分からないという人も多いはずです。実は審査が甘いカードローンというのはあるんです。大手消費者金融などのカードローン審査に通らなかった人でも、審査が甘いとされているカードローンであれば審査に通ることが出来た、そういう人はいるのです。
ではどういうカードローンが審査が甘くなっているのか、それは主に中小の消費者金融です。中小の消費者金融は大手に比べるとどうしても金利は高く、利用限度額も低めになってしまいます。そして、システムの整備がうまく出来ていないところも多いですから来店での申し込み契約でなければいけないというところもあります。大手に比べると利用しづらく、利用希望者がどうしても少なくなってしまうんですね。
ですが、中小の消費者金融がどうして生き残っているのか、それは審査のハードルを下げて多少与信に問題がある人も利用できるようにしているからだと言えるでしょう。審査を甘くすることで、大手で断られてしまった人、または大手だと利用できないであろう人を取り込むのです。
また、銀行カードローンの審査が最も厳しく、続いて信販会社、大手消費者金融、そして中小の消費者金融と審査ハードルは下がっていく傾向にあります。自分が落ちたところよりも審査ハードルが低いとされているカードローンに申し込みをすれば、審査に通る可能性もゼロではないわけです。
審査が甘いカードローンはとても魅力的ではありますが、金利が高く少額しか利用できないことも多い、というデメリットも存在しています。メリット、そしてデメリットを考慮の上利用を決めると良いでしょう。
ブラック可のカードローンは要注意
審査が甘いカードローンの中には、ブラックの人に対してもお金を貸してくれると言ったところがあります。困っている場合とても助かるのですが、ブラックで利用できるカードローンには注意すべき点もあるのです。それが違法業者の利用です。
違法業者は違法行為を行っているカードローン会社ですね。ヤミ金も違法業者に含まれます。法外な金利を設定してお金を貸しつける、違法な取り立て行為を行う、そして存在自体が違法であるというカードローンが違法業者と呼ばれているのです。
違法業者の多くは、どうしても利用しなければ困る、そういう人の弱みに付け込もうとしています。審査が極端に甘く、どういう状況の人でもお金を貸します、融資をします、そういった広告を出しているカードローンに対しては慎重に検討するよう気をつけておきたいですね。
審査に通りたいならココを確認!
審査にどうしても通りたい!そういうことであれば最低限ココは確認しておきたい、押さえておきたいというポイントがあります。
- 収入は安定しているか
- 勤続年数は1年以上あるか
- 現在他社に借金はないか
- クレジットカードの支払いを滞納したことは無いか
- 過去の借金で滞納経験、債務整理経験は無いか
これらのポイントを確認して問題ないようであれば、審査に通る可能性は高いと言えます。収入の安定というのは正社員じゃなくともアルバイト、パートで毎月しっかりとシフトに入っている、月で大きく変動することなく一定の収入を得られているという人であればOKです。
返済能力を示すために必要な情報は限られているので
改善できる点は改善してから審査に臨むのが良い
パート、アルバイトでも利用できるカードローンは非常に多いのです。いかに自分が信用できるか、しっかり返済できる状態にあるのか、その状況を整えることが審査に通るために重要であると言えるでしょう。
連続のカードローン申し込みはNG
カードローンを申し込むにあたって気をつけておきたい点があります。それは、連続したカードローンの申し込みです。審査に通らなかった場合次のカードローンを申し込もう、そう考えるのは自然な事かもしれませんが連続した申し込みをすることでブラックになってしまう危険もあるのです。
申し込みを連続して行うと、与信に不安があるという事でブラックになってしまいます。それは、申し込みをしただけでもその情報が個人信用情報機関に登録されるためです。個人信用情報をカードローン会社がチェックすると閲覧した日時が記載されます。閲覧履歴の期間が短い、頻度が高いという事であれば金銭的に切迫している=返済能力に不安があるという判断になってしまうのです。
申し込みブラックと呼ばれるこの状況は、改善されるまでずっと不安要素として残ってしまいます。申し込みをしただけであればその情報は6か月で削除されるようになっていますから、この期間は最低でも空けるようにしておきたいですね。何社以上連続で申し込めばブラック扱いになるかという事は残念ながら分かっていません。
どうしても連続して申込まなければいけない状況にあるのであれば、最低でも2社程度に留めておくようにしておきましょう。また、ウェブサイト上で行える簡易の審査であれば個人信用情報に登録されずに利用可否を知ることが出来ることもあります。そういうものを利用してみても良いですね。
【参考ページはこちら】
ブラックでも銀行カードローンを使えるの?