銀行カードローン通りませんでした…そんな方に成功のコツを伝授
「お金をどこかで借りたい…」と思った場合、多くの人がまず考えるのが「銀行カードローン」ではないでしょうか?
銀行カードローンで借りる魅力は、なんと言っても金利の低さと借りる安心感に尽きると言えるでしょう。その一方で、「銀行の審査は厳しいから通らないよ…」「銀行カードローンに申し込んだが通りませんでした…」と言った話しは良く耳にするところでしょうね。
そこで今回は銀行カードローンの審査についての疑問を徹底的に解明していきます。銀行カードローンに通る人・通らない人、さらには銀行カードローンの審査で成功する為のコツにも触れるので、銀行カードローンの利用を考えている人には必見の内容です!!
銀行カードローン審査は厳しい?
銀行のカードローンは、メガバンクや都市銀行、また地方銀行が直接にお金を融資するローンとなります。それゆえ、金利が低くて借りれる限度額も大きいのが銀行カードローンの特徴であり、また大きなメリットとも言えます。
(⇒審査が緩いカードローン会社ってどこ?)
また、低金利で融資が大きいので、長期間に亘って多額のお金を借りれるにも銀行ならではの魅力と言って良いでしょうね。その一方で、「銀行の審査は厳しい…」「銀行の審査はなかなか通らない…」と言った話しを良く聞きますよね?!
そこで銀行カードローンの審査は本当に厳しいのか?厳しいのであればなぜ厳しいのか?についてまず考えてみたいと思います。
銀行カードローンは厳しいのか?
一般的に銀行カードローンの審査は厳しめで消費者金融のカードローン審査は甘めと言われています。そして、この一般論はだいたい当たっていると言えます。
なぜなら、たくさんの口コミ情報の中で、「銀行のカードローン審査には通らなかったが消費者金融の審査なら通って融資を受けられた…」との体験談を実際に多く認められるからです。そこでここでは“銀行カードローン審査の厳しさ”に関して掘り下げてみたいと思います。
まず銀行カードローンの審査が厳しいと言われている理由の1つとしては、銀行カードローンの審査は厳格と言った点を挙げられると思います。銀行ではカードローンに限らず他のローン審査においても申込者の信用度や信用能力を重要視します。
と言うのは、銀行の融資の大原則は信用力を基にして融資の可否を決めているからなのです。そして、銀行のカードローン審査では、申込者の信用度や信用能力を厳密に調べることから審査が厳しめと感じられてしまうのです。
2つ目の理由としては、金利を低く抑えている分、「信用貸しリスク」をできるだけ抑える必要があるからです。銀行のカードローンも消費者金融のカードローンも、共に担保不要で保証人無しで融資する「信用貸し」の金融商品なのです。
そして、信用貸しリスクが高い人にお金を融資すると言うことは、貸倒れリスクや債務整理をされてしまうリスクが高くなることを意味します。銀行では貸倒れリスク等の融資リスクを最大限回避する融資を旨とするので、そのことから必然的に申込者の信用リスク度合いを厳密に調べる為に審査が厳しくなってしまうと言えるのです。
最後は“銀行のカードローン審査では審査項目が多い”と言った点を指摘できます。銀行カードローンの審査では、消費者金融の審査と同じように信用情報機関に与信をかけて過去と現在の利用履歴をしっかり調べます。
その点に加えて、銀行カードローン審査では、年令・年収・勤め先・勤続年数・居住形態・固定電話の有無等の細かい個人属性についても逐一評価することで審査項目が多くなると言えるのです。
たとえば、大企業の正社員の方が中小企業の正社員よりも属性スコアリング評価のポイントが高くなります。また、年収は多い方がスコアリング評価が高くなるのです。
このように銀行の審査では個人属性に関するスコアリング評価をひとつ一つ丁寧に調べて総合評価を出して融資の可否において重視するのです。そのことから消費者金融ではあまり問題視されないような属性でも銀行の審査では問題視されてしまうケースがあることで厳しめとなるのです。
以上のことから、銀行カードローンの審査は厳しい、厳しめであると言って良いと思います。しかしながら、いかに審査が厳しい、厳しめだからと言っても、銀行の審査は“申込者を落とす為の審査では無い”と言うことを覚えておいてください。
それゆえ、厳しくても銀行カードローンの審査に通るのは十分に可能なんです!
銀行と消費者金融の審査の違い
さらに銀行カードローン審査について、消費者金融のカードローン審査との相違点との観点から掘り下げたいと思います。
まず大きな相違点を挙げれば、「金融ブラックだと銀行の審査は絶対に通してくれないが消費者金融の審査なら通してくれる場合がある…」との点です。先にも触れたように、銀行の融資審査ではなによりも申込者の信用度を重視するので、過去に返済で問題を起こして金融ブラックになってしまった「信用力が極端に低い人」には絶対にお金を貸さないのです。
一方で、消費者金融であれば銀行のカードローン審査よりも甘めで柔軟なのでブラック申込者に対応した審査基準を設けており、その審査基準さえクリアできればカードローンの利用を認めてくれます。
ただし、テレビCM等で知名度の高い大手消費者金融の場合は銀行並みの審査基準を設けているのでブラックでは審査に通りません。ブラックでも審査に通してくれるのは中小消費者金融なのです。(こちらもご参考に→ブラックでも銀行カードローンは使える?)
次の点としては、「審査にかかる時間」です。銀行のカードローン審査では申込者を厳密に調べるので必然的に審査時間がかかります。他方で消費者金融の場合は、信用情報機関に与信をかけて調べるコンピューター審査の簡易審査となることから審査時間が30分くらいで済んでしまうところが多いと言えます。
3つ目は、同じ審査内容でも銀行の方がハードルが高い場合が多く、逆に消費者金融だとハードルが低めになるケースが多いことです。その点に関して具体的に指摘すると、「他社からの借入状況」において銀行はハードルが高いのです。
すべての銀行カードローンに当て嵌まるとは言えませんが、
加えて、銀行では消費者金融からの借入状況に対しても神経を尖らせるようなのです。消費者金融の場合は、銀行よりもややハードルが低くなると言って良く、3件以上の借り入れがあっても条件次第で審査に通してくれる場合が多いのです。
さらに言えば、銀行では年収の高低や収入・雇用の安定さを審査で重視します。銀行カードローン審査では年収が高い方が有利になりますし、より収入や雇用の安定度の高い職業に就いている人の方が審査に通り易くなります。
一方、消費者金融の審査では原則として年収の高低や収入・雇用の安定度に関わってくる働き方それ自体は審査で問われる事は少ないと言えます。それゆえ、消費者金融のカードローンならアルバイトやパート、日雇い派遣や契約社員であっても審査に通る可能性は高いと言って良いのです。
以上の点が銀行と消費者金融のカードローン審査における違いとなります。以下に両者の相違点をまとめてみます。
項目 | 銀行カードローン | 消費者金融カードローン |
---|---|---|
・金融ブラック | 審査NG | 条件によって審査OK |
・審査時間 | 長い | 短い |
・他社からの借入件数 | 3件こえると厳しい | 3件以上でも場合によって融資可 |
・審査のハードル | 高い | 低い |
・年収 | 高い方が有利 | 安定していればOK |
・収入・雇用 | 安定度合いを重視 | 安定していればよい |
・アルバイト・パート | 条件厳しい | 条件緩い |
審査通る人?通らない人?
銀行の審査は消費者金融との比較視座から言えば、厳しいと言って間違いないと思います。しかし、厳しくても銀行のカードローン審査に通る人もいれば、審査に通りませんでした…と言った人もいます。
つまり、ほとんどの人が審査に落ちてしまう訳でもなく、他方で銀行カードローンに申し込んだほぼ100%近い人が審査に通ると言う訳でもないのです。そして、銀行カードローン審査に通る人はどの銀行の審査でも通る可能性が高く、逆に「銀行カードローン審査に通りませんでした…」と言った人は他の銀行の審査にも通らない場合が多いと言って良いのです。
そこでここでは「銀行カードローン審査に通る人」と「銀行カードローン審査に通らない人」との観点に筆を入れていきます。
審査に通らないタイプの人
「どの銀行カードローンの審査にも通りませんでした…」と言ったような人にはある共通した傾向が認められると言って良いでしょう。ここではまずそのような傾向を明白にするかたちで「銀行審査に通らないような人」を浮き彫りにしていきたいと思います。
銀行カードローンの審査に通らない人についてまとめて言えることは、「社会的信用度の低い人」との点でしょう。社会的信用度の低い人を具体的に述べます。
- 無職の人
- ころころ転職するような人
- 勤続年数が少ない人
- 収入が極端に少なくて不安定な人
- 過去に返済で問題を起こした人
- 多額の借金を抱えている人
先にも触れたように、銀行のカードローンに限らず、銀行の融資においては利用者の信用度をなによりも重視するのです。そして、その信用度に少しでも疑問があると融資審査には通してくれません。
「無職の人」の場合は、社会人としての最低限の信用性が無い人と見做されるので銀行の審査には通りません。「転職癖がついた人」については、返済能力がすごく不安定な人となるので信用貸しリスクが高いと見做されて審査に落とされます。
「勤続年数が少ない人」は、社会人としての信用度合いが不十分と見做されて審査に落とされる確率が高いのです。「収入が少なくて不安定な人」については、「お金を貸しても返済してくれそうにない人…」と見做されることで返済能力に大きな問題ありとされて審査に通れません。
さらに「過去に返済で問題を起こした人」で金融ブラックだと、「信用能力が極端に低い」「信用度ゼロ!」とされることで絶対に審査に通してくれません。そして「多額の借金を抱えている人」は、多重債務者予備軍と見做されてしまい貸倒れリスクがすごく高い人となるので銀行ではそのような人にはカードローンの利用を認めません。
特に銀行カードローン審査では
と言って良く、「銀行カードローン審査に通りませんでした…」と言った人では、この他社からの借入についてペケを付けられてしまうケースが案外多いようなのです。
審査に通るタイプの人
一方、「審査に通る人のタイプ」について端的にまとめれば、「審査に通らないタイプの人」における諸条件すべてに当て嵌まらないような人と言うことになるでしょう。具体的に言うと以下の通りです。
- 定職に就いている人
- 収入が安定している人
- 年収の高い人
- 勤続年数が長い人
- 他社からの借入状況が良好な人
- 過去に返済で問題を起こしていない人
- 保証会社から保証を受けられる人
定職に就いてきちんと働いていれば社会的信用度もそれなりにあると見做され、かつ収入も雇用も比較的安定していることから返済能力にも問題なしとされることで審査に通り易くなります。
また、
さらに申し込み条件に年収制限が設けられているような銀行カードローンでも「前年度の税込み年収が200万円以上あること」となっているところが多いのです。
そして、勤続年数が長い人はその分社会的信用度の積み上げもあるとされて、かつ長く働いているとの事実は社会人としての信用度も高いと見做されて審査では特に有利となります。
一方、他社からの借入については、借り入れや借金がゼロの方が審査では圧倒的に有利になると言って良いでしょう。ただし、1社くらいの借入件数であり、多額の借り入れでなければ審査にそれほど影響しないと考えて良いと思います。
加えて、過去の利用において返済でなにも問題を起こしていなければ審査に通ることは十分可能と言えます。そして、“保証会社からの保証が受けられること”は、銀行カードローン審査において非常に重要な点となります。
銀行カードローンでは必ず保証会社があり、その保証会社から保証を得られない限り、絶対にカードローン審査に通ることができません。上記で触れた「審査に通らないタイプの人」とは保証会社から保証を受けられない人と言い換えることができるのです。
また、保証会社から保証を受けられないと、仮に利用者が返済不履行となった場合に銀行の損失をカバーできなくなってしまうことで保証会社から保証を得られるか否かは大きな問題となるのです。
以上の指摘から、「審査に通るタイプの人」とは、当たり前に働いて収入をきちんと得ており、「借りたお金やモノはきちんと約束通り返す…」と言った至極当たり前の社会的常識を有しており、かつ真面目に生活しているといった、言ってみれば誰でもできる、誰でも必ずすべき社会生活を営んでいる方であれば、どなたでも銀行カードローンの審査に通るのは可能であると言うことではないでしょうか?
その意味から言えば、「銀行カードローンの審査は特別に厳しいものでは無い」と言えると思うのです。
銀行の審査成功のコツ!
ここではこれまでの指摘を踏まえた上で、「銀行審査に成功するコツ」について触れてみたいと思います。
これだけ抑えれば審査に通るぞ!
銀行カードローンの審査に通る為には上記で触れた「審査に通るタイプの人」での諸条件に加えて、幾つかのコツがあります。ここではそのコツを公開していきます。
まずは絶対に嘘の申告をしない!とのことなんです。実は少しでも自分を条件良く見せようとして銀行カードローンの申込書に嘘や偽りを記入してしまったことで審査に落とされてしまう方は意外に多いのですよ。
たとえば、年収を水増しして書いたり、勤続年数を長めに書いたり、あるいは他社からの借入額を過少申告したりする方がいます。しかし、
と考えてください。
そして、審査で嘘がバレてしまうと本来審査に通れる信用力があるにもかかわらず「信用力が低い!」と見做されてしまって馬鹿を見てしまうことがあるのです。そのことから嘘をつかない範囲内で自分を良く見せると言ったコツが必要なんです。
具体的に言えば、
- 転職するのであれば転職前の収入や勤続年数で条件の良いときにカードローンに申し込む
- 勤続年数が足りなければ1年以上経ってから申し込む
- アルバイトなら給料が一番高かった給与明細書を提出する
- 派遣社員であれば派遣先が決まってから申し込む
と言ってことでしょう。このようにできるだけ自分にとって借入条件が良い事実を審査担当者にアピールするような工夫がコツなのです。2つ目のコツは、「限度額の希望を少なめに申告する」と言うことです。
少なめの希望額を申告するメリットとしては、
- お金に困っている状態での借入ではないとのアピール
- 返済計画を考えた借り入れを希望しているとのアピール
- 年収に十分見合った希望額を提示している
とのことで「借り過ぎないようにしている…」と言ったアピールになるのです。つまり、抑制を効かせてきちんと返済を考えた申込みである事実を強くアピールできる点に審査に成功するコツが隠されているのです。
最後の点は、「提出できる書類は漏れなくきちんと提出する」ことです。銀行の審査では消費者金融の審査よりも提出すべき書類が多くなる傾向があり、かつ銀行では提出した書類を重視する傾向があるのです。
そのことから消費者金融の審査では収入証明書の提出が不要なケースでも銀行カードローンの場合には収入証明書の提出を要求される場合があります。また、勤務情報はできるだけ銀行の審査担当者に明確に申告することも大切です。
「勤務情報が明確だと返済能力の裏付けがしっかりしている」と見做されることで審査に有利になるのです。逆に自分が働いている会社についてしっかり説明できなかったり会社情報を提供できないような人は「なんか怪しい人…」と受け止められて審査に通してくれない場合があると言って良いのです。
4つ目は、同時に複数の銀行カードローンに申し込まない、短期間に続けざまに申し込まないと言ったことです。同時に複数の銀行カードローンに申し込んだり、短期間にたくさん申し込むと「申込みブラック」と見做されて審査に落とされます。
そのことから同時なら2社くらいに留めた方が賢明です。また、一度銀行カードローン審査に落ちたら少なくとも半年間以上は期間を置いてから申し込みをしてください。
と言うのは、申込み履歴は信用情報機関に6か月間くらい記録に残るので、申し込みと審査に落ちた記録が残っていると審査に通り難くなってしまうのです。以上の4点が「銀行の審査に成功するコツ!」と言って良いのです。
審査通り易い銀行はここだ!
さて、ここでは具体的に「審査の通り易い銀行カードローン」を幾つか紹介します。ここでご紹介する銀行カードローンは、数ある銀行カードローンの中でも比較的審査が柔軟で借り易いと言えるものを取り上げています。
ここで取り上げたカードローンは、三菱東京UFJ銀行カードローンや三井住友銀行カードローン、みずほ銀行カードローンと言ったメガバンクのカードローンに負けず劣らずの魅力的な金利水準や融資額の大きさとなっているので、是非ともおススメしたい「銀行カードローン」と言えます。
- 楽天銀行カードローン
- 住信SBIネット銀行カードローン
- ジャパネット銀行カードローン
- じぶん銀行カードローン
- セブン銀行カードローン
銀行 | 金利 | 限度額 | メリット |
---|---|---|---|
楽天銀行カードローン『スーパーローン』 | 4.9%~14.5% | 最大500万円 | ・専業主婦やアルバイトもOK ・300万円までなら原則収入証明書は不要 ・5つの提携先ATM利用の手数料が無料 |
住信SBIネット銀行カードローン『Mr.カードローン』 | 1.99%~7.99% | 最大1000万円まで | ・圧当的な低金利水準 ・口座開設OR住宅ローンの利用でさらに年0.5%の金利優遇 ・300万円までなら原則収入証明書は不要 ・セブン銀行ATMなら24時間手数料が無料 |
ジャパネット銀行カードローン(ネットキャッシング) | 2.5%~18.0% | 最大1000万円まで | ・「自動融資サービス」が無料オプションで利用可 ・配偶者に収入あれば専業主婦も可 ・最短60分審査 ・ATM利用は2回に限り無料 |
じぶん銀行カードローン | 3.8%~17.4% | 最大500万円まで | ・最短即日融資が可 ・提携先のATMはすべて手数料が完全無料 ・300万円以下の利用では原則収入証明書の提出なし |
セブン銀行カードローン | 一律15.0% | 最大限度額は50万円 | ・アルバイトや専業主婦も利用可 ・満70歳まで利用可 ・審査結果は最短10分で即日融資もOK ・セブン銀行ATMなら24時間手数料無料 ・1000円単位からATMで借入可能 |
以上のように、専業主婦やアルバイトでも申込可能で、300万円以下なら収入証明書の提出が要らない、また非常に低い金利水準となっている各銀行カードローンは、銀行としては審査が緩めと言って良く、かつ銀行ならではのメリットもしっかり享受できるのですごくおススメの銀行カードローンと言えるのです。
そして、先に触れた銀行カードローンの審査に落ちない為の諸条件を整えつつ、かつ銀行の審査に成功する為のコツをしっかり抑えて審査が緩めの銀行カードローンに申し込めば、「銀行カードローンに通りませんでした…」との困った事態は避けられると思いますよ。
だから本記事にしっかり目を通して、“失敗しない銀行カードローン”を是非とも実現させてください!!
【参考ページはこちら】
カードローンは女性が利用するには抵抗のあるもの?