イザという時の為!年金受給者でも作れるカードローンを検証
昔は人生50年と言ったものですが、現代ではそれでは短命と言われる時代。65歳まで働いて、第二の人生を謳歌するのが当然になってきています。今時の高齢者と言っても皆さんお若く、あちこちに旅行したり、趣味を極めたりと、あまりのお元気さに見ている後継世代としては少々ならず羨ましく思ってしまうのも確か。
しかし第二の人生を謳歌するにもお金がかかります。資金あってこその我が世の春、これは人生50年時代から変わらない真理と言えば真理ですよね。65歳以上になれば年金がもらえます。長年収めて来た年金ですから、今もらう人なら満額は確定ですし、これからは取り返す勢いで使いたいものですよね。
でも、年金生活者になってもお金が足りなくなる日はあるかもしれません。冠婚葬祭は急に起きるものですし、もしかしたらお子さんやお孫さんに急いで都合してあげたくなる時だってないとは言い切れませんよね。そんな時、手持ちにお金がなかったら?現役時代ならキャッシングやカードローンを利用していたのではないでしょうか。
年金生活者のカードローン!
年金生活に入ると、現役時代のように会社の経費が使えなくなったり、何よりも一ヶ月の収入ががくりと落ちるという人がほとんどです。大抵の人は年金生活に入る前から個人年金保険に入ったり、貯金をしたり、何かと備えていたかもしれません。でも今の時代、物価は上がるし老後も心配だし……と色々考えてしまいますよね。
しかし、年金生活者の方の中でよく噂される話が、「年金受給者はカードローンの契約ができないのではないか」ということです。確かに定期的な収入はあるものの、年齢の上で制限がかかってしまうのでは、と考える人が多いようです。年金生活者と言えば65歳以上。現役世代と違って色々と考えてしまうことが多くなるのは確かです。
年齢のことも少し考えて…
多くのキャッシング会社、カードローン商品では、残念なことに「65歳未満の方」が契約の申し込みができるようになっています。つまり年金受給者はお断りとしている会社が大変多いのが実情なんです。やはり現役世代の方が安定した収入、それなりの額の収入があると見なされるのでしょう。何とも世知辛いですがどうしようもありません。
しかし、年金受給者の強みはやはり「安定した収入」です。これは日本と言う国が保証している制度なのですから、この制度が崩壊しない限りは定期的に決まった金額が手に入るということになります。返済ももちろん可能ですよね。それではなぜ、多くの会社が年金受給者お断りとしているのか、その理由は分かるでしょうか?
この理由が実に現実的で、そして何とも残念なことなのですが……。やはり65歳以上となると、寿命の問題が発生するのは否め得ないということなのです。どんな金額でも分割為て支払っていくことがほとんどになるわけですが、その支払いの途中、それなりの年齢だと、突然身体の不調が起きたり、万一のことがないとは言い切れません。
(⇒80歳でも利用可能なカードローンはある?)
それでもOKなカードローン!
このように考えてみると、年金受給者がカードローンを利用することは不可能ではないか?と絶望的な気分になってしまいそうです。しかしこれはあくまで「多くの金融機関での例」であって、実際、利用できるカードローンが何ひとつないというわけではないのです。もちろん怪しい業者などではなく、きちんとした金融機関ですよ。
現在の段階で年金受給者でも契約が可能なカードローンを調べてみたところ、以下のような結果になりました。それほど多いというわけではありませんが、有名な銀行が取り扱っている点に注目です。他にも大手の消費者金融であれば、69歳までなら借り入れが可能となっている場合があります。
- 三菱東京UFJ銀行
- みずほ銀行
- 新生銀行レイク
この3つの金融機関が年金受給者にもカードローンの契約を解放しています。三菱東京UFJ、みずほ銀行、新生銀行と言う、相当の大手が取り扱っているのは心強いですね。決して年金受給者が迫害されているわけではないということが分かります。新生銀行は他の二行に比べると小規模ですが、全国展開している強い銀行です。
消費者金融もチェック!
新生銀行についている「レイク」という言葉に、消費者金融か?と思った人もいることでしょう。実際、レイクは昔は消費者金融として有名でしたが、紆余曲折を経て、現在は新生銀行のカードローン商品になっています。会社として継続しているわけではなく、「商品として」の存続ですので、融資上限などは銀行法に定めるところとなっています。
ただ、消費者金融の場合、年金「だけ」では少々難しいこともあるようです。年金だけが収入となる人は申し込みを避けた方が無難かもしれません。今は65歳を過ぎても働き続ける人も多く、そういった人たちには融資を行っているそうです。もしも65歳を過ぎても働き続けるのなら、銀行と消費者金融という選択の幅が広がるのは確かですね。
地方銀行も大注目!侮れない!
もちろん、有名どころの銀行以外にも年金受給者を対象としたカードローン商品を展開している銀行があります。地方銀行と呼ばれる銀行にも注目していきましょう。地方銀行は地元密着の経営が多いため、もしかするとメガバンクよりも話が分かる人が多いかもしれません。お近くの地方銀行に足を運んでみてはいかがでしょうか。
地方銀行と言っても規模は様々です。現役時代にお金を多少なりとも扱うことがあった人なら、スルガ銀行をご存知かもしれません。地方銀行という括りにまとめるにはあまりにも有名で、「えっ、地方銀行だったの?」と驚く人もいるかもしれませんね。このスルガ銀行、年金受給者でも利用できるカードローン商品を有しています。
こちらは団体信用保険がついているという特徴があるカードローンです。その名も「リザーブドプラン」。スルガ銀行は独自の路線を大事にした商品を提供することで一部で有名ですが、このリザーブドプランもそのひとつと言えるでしょう。こちらの申し込み上限年齢は70歳までとなっていますが、75歳まで利用ができることになっています。
消費者金融と違い、金利が低いのも銀行商品の嬉しいところです。75歳いっぱいまでは利用できる商品ですし、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、新生銀行レイクと共に、選択肢に入れておくのも良いかもしれませんね。もちろんこの三行の商品もスルガ銀行の商品と比較して遜色のない内容となっています。
無利息期間も上手に利用!
銀行には銀行の利点があり、金利の低さなどからかなり求められる存在となっているようです。しかし消費者金融にも銀行にはない良い点がたくさんあります。どちらが良いかは人それぞれですが、最初から否定せず、情報収集をしてみると良いでしょう。思った以上にお得な結果が待っているかもしれません。
今、大手の消費者金融がよく行っているのが、「初めての利用なら一定期間の利息が発生しない」というサービスです。お金を借りても、一定期間までは利息が一切発生せず、元金だけを返せば良いというもの。いくら銀行の金利が消費者金融に対して低くても、このサービスと比べると、比べようがないほどお得であることが分かりますよね。
もちろん、これはあくまで「一定期間の間」だけの話です。定められた期間を過ぎればそこから金利が発生し、利息が計算されることになります。もっとも、この金利などもかなり明朗会計。うっかり返済さえ忘れなければ追加で発生することなどありません。今時の消費者金融は銀行並に明朗で分かりやすいシステムになっています。
銀行も消費者金融も、年金受給者に決して冷たいわけではありませんし、年金受給者でもカードローンを利用することができるということがお分かり頂けたでしょうか?これだけではまだ不明という時は、窓口に問い合わせをしてみるのも良いでしょう。懇切丁寧に教えてくれますよ。お金に困らず、楽しい老後を送って下さいね!
【参考ページはこちら】
無職でも簡単に借りることができるカードローンはある?