未成年は借りれない?二十歳未満でもお金を借りるには!
今やキャッシングは若い世代を中心にとても人気があります。ひと昔前には消費者金融のカードローンには暗いイメージがありましたが、今はCM効果も手伝い、とても明るいイメージになっていますね。
現在のカードローンの明るいイメージしか知らない若い世代にとって、カードローンでキャッシングすることは、以前のような後ろめたさは全く無く、ごく当たり前のこととなっているのです。
しかしいくら若い世代とはいえ、カードローンには年齢制限もあります。では、二十歳未満の場合はどうなのでしょう。二十歳前後の学生などは、何かとお金を必要とすることも多いですね。では二十歳未満でもお金を借りたい場合にはどうしたら良いのでしょうか。
そんな疑問を持つ方のために、二十歳未満の借り入れについて、わかりやすく説明していきましょう。
消費者金融の年齢制限
まずカードローンキャッシングをするには年齢制限があります。どのカードローンにも安定した収入があることの他に、年齢制限も申し込み条件となっているのです。では、各人気カードローンの年齢制限を表にしてみましょう。
カードローン名 | 年齢制限 |
---|---|
アイフル | 満20歳以上、満70歳になったら新たな融資停止 |
プロミス | 満20歳以上、69歳以下 |
バンクイック | 満20歳以上65歳未満 |
みずほ銀行 | 満20歳以上満66歳未満 |
このように、上限の年齢はそれぞれのカードローンで若干違っていますが、二十歳以上という年齢制限は消費者金融でも銀行でもどこも同じですね。
これでは二十歳未満では消費者金融のカードローンは利用出来ないということになります。では、何故どのカードローンも二十歳未満では借りられないのでしょうか。(こちらもご参考に→18歳大学生がカードローンで借りるには)
何故20歳以上なのか
どのカードローンも揃って二十歳以上を申し込み条件としているのには、やはりそれなりの理由があります。ではその説明をしていきましょう。
法律上の問題
契約を交わしても、取り消しが出来てしまうのでは、契約相手にとってリスクが高過ぎますね。
そのため、未成年者は消費者金融との契約も出来ないわけです。それだけ未成年は法律上守られているのであって、また法律上の理由であれば、消費者金融が揃って二十歳以上という年齢制限であるのもうなずけますね。
返済能力
さらに、お金を借りたら返さねばなりませんから、キャシングするには返済能力が最も重要となります。カードローンの申し込み条件として「安定した収入のある人」とあるのはそのためです。
もちろん二十歳未満でもしっかり社会人として働いている方は大勢いらっしゃるので、こうした判断も平等ではないといえるでしょう。
学生ローンとは
では、二十歳未満では絶対にどの消費者金融でも借りられないのかといえば、そうともいえません。それは学生専用ローンの存在です。では学生ローンについて詳しく説明しましょう。
学生ローンは中小消費者金融
まず学生ローンというのは、その名の通り、学生のための学生専用ローンです。大学生・短大生・専門学生・大学院生・予備校生などが対象のローンであり、通常のカードローンと同様、消費者金融が行っています。
つまり、学生ローンというのは中小消費者金融業者のキャッシングなのです。しかし、通常のカードローンとは違い、当然対象は学生です。そして金利が低めなことや、また友達紹介など、キャンペーンなどによって、お得に借りられるのが特徴です。
確かに大手消費者金融ほどのサービスや信頼度には欠けるものの、学生であるという特権を生かしてお得に借りるにはおすすめなローンだといえるでしょう。
申し込み条件は学生であること
しかしこの学生ローンでも、大手カードローンと同様、申し込み条件を「20歳以上で安定した収入のある方」としているところが多いのが実情です。これではまた二十歳未満では借りられないことになってしまいますね。
でもこの学生ローンの中には、申し込み条件が「学生であること」のみというところもあるのです。特に年齢制限が記載されていない学生ローンでは、中には二十歳未満でも申し込めるところがあります。
ただし、その他の条件もありますから、とりあえず電話や店頭で確認してみる必要があります。つまり二十歳未満であっても、学生であり、学生証と本人確認書類を持参すれば、保証人や親権者の同意がなくてもお金を借りられる場合もあるのです。
二十歳未満はお金を借りられるか
このように二十歳未満でも、学生ローンで借りられる場合はあるものの、必ず借りられるとは限りませんし、第一学生でない場合には利用出来ません。
それではやはり二十歳未満はお金を借りられないことになりますね。では未成年者がお金に困った場合、まずどうしたら良いかを幾つか挙げてみます。
- アルバイトをする
- 節約する
- 親権者などに借りる
- クレジットカードを利用する
そして、どうしようもない時は親権者に借りることをおすすめします。お金を借りるというのは、社会的に責任を伴う行為です。そのために法律でも守られているのですから、本来であれば借りるべきではないのです。
ですから、未成年でもオッケーという中小消費者金融があっても、学生ローンでない限り、それはヤミ金である可能性も高いのです。これからの将来を考えても、絶対に手を出してはいけません。出来れば親権者に借りるのが最善の策だといえるでしょう。
しかしもうひとつ、実はクレジットカードを利用するという手があるのです。
クレジットカードのキャシング
二十歳未満でも、中にはどうしてもお金が必要であったり、しかも親権者には借りられないという事情のある方は多いでしょう。そんな方にはクレジットカードの利用という手もあるのです。
クレジットカードというのは、このネット社会において欠かせないものであり、カードローンと同様、気軽にキャッシングする方法として幅広く利用されています。今やあらゆる店舗や施設と提携していて、ポイントカードと併用したクレジットカードも多数ありますから、誰もが1枚は持っているのではないでしょうか。
そしてそんなクレジットカードであれば、実は二十歳未満でも作れるのです。それには親権者の同意が必要ですし、中には未成年ではキャッシングが出来ないカードもありますが、学生でない二十歳未満でもキャッシング出来る唯一の手段となるのです。
二十歳未満でもお金を借りるには
このように、学生ローンやクレジットカードを利用すれば、二十歳未満でもお金を借りることは可能です。出来れば借りずに済ませるのが一番ですが、どうしても必要な場合には、次の順位で借りるようにしてください。
1. 親権者から借りる
2. 学生ローンから借りる
3. クレジットカードのキャッシング機能で借りる
1が無理なら2で、2が無理なら3でというような具合で借りるようにしましょう。
ただし、一番重要なのは、借りたら利息を付けて返さねばならないということです。何故カードローンが二十歳以上を申し込み条件にしているかをもう一度よく理解してくださいね。
もしこれらの方法でキャッシング出来たとしても、自分の責任でしっかり返済してください。返済に遅れると、信用情報機関へ登録され、その先何年もどの金融機関からの借り入れが出来なくなってしまいます。
それだけ返済遅滞や返済不能は重大な社会的ダメージになることをしっかり理解したうえで、くれぐれも無理のない借り入れをしてくださいね。借りた以上は二十歳未満だからという甘えは通用しないと思うことが大切です。
【参考ページはこちら】
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