無職だけど借りたい!利用可能な金融会社徹底調査!
無職でも、お金が必要な時はあるに決まっています。それがまとまったお金となると、なかなか身近な人には相談しにくいものですよね。しかし、一般的には金融会社の借入を利用できるのは「安定した収入のある人」まあつまり、定職を持っている前提の話になってきますよね?
「じゃあ、無職の人間が借入したい場合はどうしたらいい?」無職者が借入することは可能なのか?ここでは無職者の借入か可能な金融会社について、徹底的に調べてみました!
無職者の借入が難しいのは何故?
安定した収入が条件ですから、無職者が対象外になるのは必然です。しかし借入をしたいとき=お金が工面できないとき。では何故、安定した収入がなければ借入ができないのでしょうか。
求められる返済能力
金融会社はボランティアで融資を行っているのではありません。あくまでもビジネスという範疇で賃貸業をになっているのですから、収益が目的です。
金融会社は貸付したお金に付加する利息で収益を得ているわけです。つまり、貸したお金+利息が返って来なければ損害を被ることになるのです。
定職には就かず、株などの特殊な形である程度収益を得ている人が審査に通るケースもありますが、その場合でも一定以上の収益がある場合とされます。
大手で利用可能なところある?
借入するときに気になるのは、借入できる金額もそうですが、何よりも安心感。
2006年の賃金業法改正により、以前よりも安心して借入できる環境になりました。しかしそれでも社会的地位の確立してる大手がより安心というのが本音。でも大手と呼ばれるような金融会社で、無職の人が借入をすることは可能なのでしょうか。
大手は審査が厳しい
銀行や大手と呼ばれる消費者金融の場合、借入の審査基準はより細かいとされています。
各社の審査基準はそれぞれの融資プランによって異なりますが、それでも「安定した収入のある人=定職者」というのはどこも同じ。
そういうことなので残念ながら、無職の状態で大手を利用するのは非常に困難であるといえるでしょう。
中小消費者金融で探す!
大手が不可能となれば、探す先は中小消費金融。中小消費者金融は審査基準は大手に比べると緩いのですが、各社それぞれに独自の審査基準の色が強いのが特徴的といえます。
そういった中になら、無職者にでも融資をしてくれる金融会社はあるはず!
インターネットの口コミ
基本的に中小消費者金融は、大手消費金融のように全国各地に店頭窓口や無人契約機を展開しているわけではありません。
そのため、集客の中心は地域限定の営業か、インターネット上の公式サイトというのが基本です。
インターネットで公式サイトを展開し、全国向けに営業している中小消費金融の中には大手寄りの“中堅”と呼ばれるような金融会社もあります。
利用者が多ければ多いほど、インターネット上には“口コミ”が多く書き込まれていきます。
問い合わせ用のメールや相談窓口を利用して、無職者でも融資してもらえる可能性はあるのかどうかを確認するといいでしょう。
また、インターネット上の口コミの中には「無職でしたが借入できました」などというものもありますので、そういったルートから探すのもひとつの手段です。
こんなキャッチフレーズは危険!
こんな広告ビラが物陰や電柱に貼られているのを見たことがありませんか?
- ブラックでもOK!
- 審査なしで融資します!
- 低金利・ブラック融資可能!
こんな甘?い言葉に騙されてはいけません。
基本的に、国に認可されている正規の賃金業者は審査なしで融資はしません。
また、ブラックとなった人に融資を行っている消費金融でも、誰も彼もとそう簡単に融資しているわけでもないのです。
これは賃金業者に課せられた“総量規制”の問題があるからです。
融資限度額は「利用者の年収の3分の1まで」と法律で決定されています。これは利用している各社ごとではなく、利用しているすべての賃金業からの借入合計額のこと。
審査では返済能力や信用度以外に、この総量規制をオーバーしないかの確認もされています。ですから、審査なしということはありえません。
また、同じブラックでも、現状で総量規制をオーバーした状態のブラックには絶対に融資することも考えられないことです。
ちなみに、銀行と消費金融は銀行法と賃金業法という、違う法律のもとで運営しており、銀行法は総量規制対象外となっています。(こちらもご参考に→総量規制のない銀行カードローンのメリット)
しかし実際には、総量規制をオーバーして借入をするのは難しいとされています。
利用先を決める
中小消費金融の中でブラックでも融資をしてくれる可能性がある会社をみつけたら、まずは相談と確認をしましょう。
相談もしないでいきなり申込をすると、ブラックの場合、大抵は断られてしまいます。
そこから、担当がブラックになった原因や年数などの調査をし、融資できる可能性があれば、正式に申込をして審査を受けることになります。
この際、丁寧な消費金融は利用計画や今後の返済計画などを親身になって考えてくれます。有り難いですよね。
利用時に気をつけること
銀行や大手消費者金融などと違い、中小消費金融に関しては具体的な情報を得にくく、安心して利用しにくいという人も少なくありません。
特に無職ともなれば、利用する金融会社は慎重に選ばなくてはなりません。
一歩間違えれば、悪徳業者や闇金業者に捕まってしまいますよ!
認可された正規店かを確認する
大手の消費金融であれ、中小の消費金融であれ、きちんと申請して登録されている、国から運営認可を受けた正規店です。
認可を受けているかどうかの確認は、誰でも確認することができます。
認可を受けている金融会社は、登録番号を発行されています。
店頭窓口でなら店頭のどこか、利用者の目につくところに登録番号が確認できますし、インターネット上の公式サイトでなら、登録番号で正規店かどうかが確認できるます。
金融会社は運営するにあたり、この登録番号を開示する義務があります。これは法律で決められたことであり、これに反することはできません。
登録番号の見方
登録番号の表示には2通りあります。
一ヶ所の都道府県内に営業所がある場合は、各都道府県知事に申請をして認可してもらいます。
◯◯県知事(1)第22222号
二ヶ所以上の複数の都道府県に営業所がある場合は、財務局長に申請をして認可してもらいます。
財務局長(3)第44444号
( )の中の数字は登録の更新回数を表しています。
登録の更新は3年毎と決まっていますから、(1)であれば1年?3年くらいのまだ新しい金融会社、(3)なら6年?9年の営業となります。
新規消費金融は気をつけよう
法律に則ってきちんとしている新規の会社も、もちろんあります。
しかし(1)となっている3年未満の新規消費金融の場合、注意が必要です。
この賃金業者登録はよほどのことがない限り、比較的簡単です。そのため、過去に問題を起こした消費金融が、新たに名義を変えて登録している可能性があるのです。
いわゆる、悪徳業者とか闇金業者というふうに呼ばれる違法もしくはグレー営業をしているような金融会社のことです。
口コミなどでたまに、「同じ住所で別の名前の消費金融が営業している」といった内容のものがあるのはこのためです。
偽の登録番号
闇金の中には、勝手に登録番号を作って堂々と営業し、さらには新聞やチラシ等で宣伝・広告していたりと、不遜極まりない闇金業者もいます。
正規の登録番号か偽の登録番号かは、金融庁のHPで登録番号が確認できるサービスがあります。
利用前に照会してみて、確認が取れなければ100%危ない消費金融です。絶対に利用してはいけません。
【参考ページはこちら】
ぶっちゃけカードローンは無職でも借りられるの?