限度額引き上げ希望?増額のポイント教えます!
カードを作ってそろそろ一年、出来れば限度額を上げて欲しいと考えていてもどうすれば良いのかわからない。意外にそういう人が多いですね。増額にはいくつかの増額ポイントがあります。どのようにするとスムーズに増額できるのかをお話ししましょう。
限度額どうすれば増額出来る?
まず限度額を増額する為にはどうすればよいのでしょうか。増額については各カードローン会社で基準が多少違うので、まずは担当窓口で限度額増額を申し出て下さい。申し出により、増額審査 が行われ、審査を通過すれば増額となります。
増額には増額審査が必要!
増額審査のまず基本的な審査は申し込み当初の審査と変わりません。属性、個人信用情報と各カードローン会社の基準に則って審査されるのですが、消費者金融のカードローンの場合は総量規制の対象となる為に年収も大きな問題となります。
総量規制で年収の3分の1以上の借入は出来なくなりました。その為、限度額が50万円を超える増額を希望する場合は収入証明書が必要となります。収入証明書とは源泉徴収票、直近の給与明細2ヵ月分など、年収が証明できるものとなります。
増額の申込み方法と流れ
アコム | プロミス | アイフル |
---|---|---|
会員ログインページ、電話 | 会員ログインページ | 会員ログイン、店頭、電話 |
増額審査 | 増額審査 | 増額審査 |
希望金額により収入証明書 | 希望金額により収入証明書 | 希望金額により収入証明書 |
消費者金融は概ねどの会社も同じような申込み方法となります。会員ログインページから増額変更申込みを行い必要事項を入力送信します。もちろん電話でも詳細を確認出来ますよ。申込みを受けて審査が行われます。審査内容が気になりますね。
増額審査はかなり厳しく行われる
増額審査は申し込み時とほぼ同じ基準で行われると思って良いでしょう。増額するだけ…と言っても現在の限度額から新たに借入出来る金額を増やすと言う事です。もう一度顧客の回収能力を確認するのは当然の事ですし、審査も自ずと厳しくなります。
属性は申込み当初と勤務先は変更がないか、住居はどうだろかといった基本的な事から、他社の借入返済状況はどのようになっているかと言う個人信用情報まで、しっかりと審査対象となるのです。もちろん自社の借入や返済についても同様です。
増額を申し出たカードローン会社の返済状況に延滞などがあるとまず審査には通りません。反対に申込みから半年間、期日に遅れる事なくきちんと返済を行った結果、カードローン会社の方から増額の案内が来る事もあります。日頃の利用状況 が大切ですね。
限度額増額の為に必要な事
それでは確実に増額される為に必要な事を挙げてみましょう。消費者金融会社も銀行もカードローンの限度額増額に関しては総量規制の対象、対象外と言う差があるだけで、審査内容についてはさほどの差はないと思って良いでしょう。
増額審査落ちない為のポイント
- 少なくとも6か月以上は信用実績を積む事
- 延滞はもとより遅延など絶対にしない
- 総量規制の為年収の3分の1以上の借入は出来ない
- 返済してすぐに借入する事を繰り返さない
- 勤務先などに変更がないか、あれば速やかに申し出る事
信用実績を積む為には遅延なく出来れば月々期日前に返済を行う。それを少なくとも6か月以上は続ける事が大切です。延滞が1度でもあると増額は難しいでしょう。総量規制の為に年収の3分の1以内の借入となる事も考えなくてはいけません。
例えば50万円の限度額を100万円に増額希望なら、少なくとも年収は300万円以上なければ対象とならないと言う事です。また他社カードを持っている場合は総合計の限度額が年収の3分の1以内となると他社カードとの兼ね合いもありますね。
そのあたりをしっかりと把握して申込むようにしなくてはいけません。良く限度額一杯を借入、返済して枠が空くとまたすぐに借入ると言う事を繰り返す人がいますが、これも増額審査の妨げになります。増額を希望するのなら返済だけを続けましょう。
言うまでもありませんが勤務先などが変った場合、すぐに変更を申しでるようにしましょう。増額を申し出た時についでに変更などと考えていると、いい加減な人と思われていまいます。変更事項があった場合はその都度速やかに申し出る事が必要です。
申込み時に必要な書類について
審査とは別に申込みの時に必要な書類も当初の申込み時とは違っています。当初の申込み時には不要だった収入証明書が必要となる場合が多いのです。限度額が50万円を超える場合と他社の借入残高が100万円を超える場合は収入証明書が必要となります。
収入証明書とは源泉徴収票や直近2ヵ月の給与明細と賞与明細、市民税県民税額決定通知書、所得証明書など様々ですが、各カードローン会社によって多少違うようですから確認して予め揃えておくとよいでしょう。
総量規制の壁は対象外の銀行で!
増額審査はしっかりと信用実績を積んでいればそれ程心配する必要はないと思います。ただ、総量規制により年収の3分の1を超える借入は出来ませんし、貸金業者の他社の限度額が合計して年収の3分の1以上になる場合は増額は出来ないのです。
銀行でのおまとめローンも視野に
その場合、消費者金融での増額はあきらめるしかなくなります。ここで思い出して頂きたいのが、銀行は総量規制対象外であると言う事です。銀行のカードローンなら年収の3分の1以上になっても借入が可能となると言う事ですね。
そこでどうしても早急にまとまったお金が必要な場合には、銀行のカードローンに新しく申込むと言うのもひとつの手段ではないでしょうか。ほとんどの銀行で限度額が300万円以内なら収入証明書不要で申込み可能です。初回で300万円以上はまずないですよね。
増額よりも新たに借入を申込むと言う事になり、借入件数が増えてしまうと心配なら、銀行のカードローン一本にまとめると言うのも方法のひとつです。金利面でも銀行の方が低めの設定となっているので、借換える事も検討される と良いのではないでしょうか。
増額審査を怖れる必要はない
限度額増額は一見簡単なように思えますが、より厳しい審査が行われる場合が多いのです。でも毎月の返済を計画的に期日までにきちんと行う。そして残高を少しでも多く減らす為に随時返済も時に行っていると、この顧客ならまず間違いなく返済してくれるだろう。
とカードローン会社は判断します。審査の大半はその返済能力の有無だと言って過言ではないのです。現在の段階で限度額一杯を借入れし、返済、借入を繰り返している人や度々遅延する人が、限度額を増額しても必ず返済してくれるのか、答えは簡単ですね。
少しくらい返済が遅れても、きちんと返済しているのだから…そういう考えは通用しないのです。返済は期日までに遅延する事なく行う事でその人の信用実績となり、返済はしていても何度も遅延しているのでは逆に信用は失墜してしまいます。
考えようによれば毎月遅延せずに返済を行っていれば、増額審査を怖れる必要はない と言えるのです。増額を希望しようと決めたら、出来るだけ借入はせずに返済のみを行うそれだけで充分優良顧客としてプラス評価されるのです。そうなると審査は無事通過でしょう。
増額に成功するポイントはここ!
限度額を希望通り増額する為にはどうすれば良いか、お分かりいただけたでしょうか。もう一度ポイントを整理してみたいと思います。
- 当初の申込みから少なくとも6か月以上経って増額申込みを行う(会員ページからの申込みが便利)
- 希望の増額をプラスした限度額が年収の3分の1を超えていないか確認する(他社との合計も視野に入れる)
- 一度でも遅延する事なく返済を行ったか確認する
- 出来れば随時返済なども行い、より信用実績を積むようにする
- 返済してすぐに借入ると言う、返済借入を繰り返さない
- 消費者金融の場合は50万円を超える限度額には収入証明書が必要、予め用意しておく事
増額は簡単な事ではありませんが、ポイントをしっかり押さえていれば、さほど難しくはないのです。だからといってむやみに増額するのではなく、どうしても限度額を増額しなくてはいけない場合のみ増額申込みをして下さい。増額する事のリスクは使い過ぎる事。
【参考ページはこちら】
限度額が高いほどカードローン金利は低い?