経営者としてカードローンをモビットで申し込むとどうなる
経営者がモビットでカードローンを申し込む場合、通常のカードローンと経営者として申し込むのでは何が違うのでしょうか。ここでは経営者として申し込むとどうなるのか、さまざまな視点から考えていきたいと思います。
カードローンとは
カードローンといえば、消費者金融や銀行系など、さまざまな金融機関で可能となっている商品のひとつです。簡単にいうと、担保なしで融資してくれるのがカードローンともいえるでしょう。担保がないかわりに、個人の信用を元に貸し出すということになります。
カードローンの中には、使途が自由なフリーローンと呼ばれるものと、目的別に融資をおこなう目的別ローンというものがあります。目的別ローンとは、ある目的のために融資をおこなう商品のことで、主な目的としては「住宅購入やリフォームのための住宅ローン」「教育を目的とした教育ローン」「医療や介護のための医療ローン」「事業者や経営者のための事業ローン」などがあります。
使途自由なフリーローンにくらべ、目的がはっきりしている場合は、金利を低めに設定してくれていたり、高額融資ができるなどのメリットがあります。ただし、目的がはっきりしている分、本当にその目的のためにお金を使うのかどうかの審査は厳しい傾向にあります。必要書類の提出など、フリーローンに比べると審査だけではなく、時間もかかるものだと思っておきましょう。
経営者向けカードローンとは
経営者向けのカードローンとは、事業をおこなっている人向けのカードローンになります。法人または個人経営者が対象で、サラリーマンのように雇われている人は対象外です。そして、使途は「事業資金」に限られます。事業のための軍資金のようなものなので、一般のカードローンに比べて、融資額の上限を高額に設定してくれていたり、金利を低めに設定してくれているところが多くあります。
(⇒カードローン金利ってそんなに重要なもの?)
ただし、本当に経営者なのかどうかの審査があるため、融資までには時間がかかると思ってください。しかも事業をやっている証明としての提出書類がたくさん必要となるため、手間もかかるし、審査も厳しい傾向にあります。
モビットとは
モビットとは、ご存じの人も多いと思いますが、三井住友銀行グループに属する、国内最大手の消費者金融です。竹中直人と夏菜のCMで有名ですよね。知名度は高く、安心して借入れができる消費者金融のひとつといえるでしょう。モビットの概要を以下にまとめてみました。
- モビットのカードローンとは
- 申し込むために必要な書類
- 借入れ・返済方法
- モビットのサービス
モビットのカードローンとは
モビットのカードローンとは、一度申し込んでおけば、限度額内であれば必要なときに必要なだけ借入れができるシステムになっています。融資の限度額はその人の属性によって変わってきます。ただし、モビットのカードローンは、誰でも申し込みが可能なわけではなく、ある一定の条件があります。条件とカードローンの詳細は以下の通りです。
契約形態 | 極度借入基本契約 |
融資の限度額 | 1万円~500万円 |
融資までの時間 | 最短即日可能 |
審査時間 | 最短30分(仮診断はネットで10秒) |
金利 | 4.8%~18.0% |
年齢 | 20歳~65歳(学生不可) |
収入 | 安定した収入のある人(自営業・派遣社員・パート・アルバイト可/専業主婦は不可) |
担保 | 不要 |
保証人 | 不要 |
貸付方法 | 銀行コンビニ提携ATM・CD・口座振込 |
返済方式 | 借入後残高スライド元利定額返済方式 |
返済方法 | ATM・振込・口座振替 |
返済回数 | 最長84回 |
返済期間 | 最長7年 |
約定支払日 | 毎月5日・15日・25日・末日のいずれかを選択 |
借入利息計算方法 | 借入残高×借入利率÷365日×返済期日以前利用日数 |
賠償額元本割合 | 実質年率20.0% |
申し込むために必要な書類
モビットでカードローンを申し込むためには、どのような書類が必要なのでしょうか。事前に準備しておくことで審査もスムーズに進むはずです。カードローンを申し込もうと考えている人は、以下の書類をあらかじめ準備しておきましょう。
本人確認書類 |
・運転免許証 ・健康保険証 ・パスポート |
収入証明書類 |
・源泉徴収票 ・収入証明書 ・税額通知書 ・確定申告書 ・給与明細書(直近2ヶ月分、賞与がある人は年間賞与額の明細書) |
借入れ・返済方法
モビットでカードローンを申し込んだあとは、必要に応じて借入れと返済をおこなうわけですが、どのような方法でおこなえばいいのでしょうか。いくつかの方法があるのでご紹介します。
自分の口座に振込をしてもらう場合 |
自分の口座に振込手続きをすればOKです。依頼方法は4種類あります。 ・パソコン ・スマートフォン ・携帯電話 ・電話 |
今すぐ借入れが必要な場合 |
モビットと提携している銀行ATM、コンビニATMですぐに借入れが可能です。(提携ATMは全国に約100,000台) 提携している銀行・コンビニは以下の通りです。ちなみに、信用金庫・駅に設置してあるATMでも利用できるところがあります。 ■【銀行ATM】 ■【コンビニATM(イーネットATM)】 |
モビットのサービス
モビットには「Myモビ」というサービスがあり、会員登録することで、会員専用のサービスを受けることができます。登録は無料で、一度会員として登録しておくと、さまざまなサービスが継続して利用できる便利なシステムです。「Myモビ」のサービス内容は以下の通りです。
振込キャッシング | 最短3分で自身の口座に振込可能(平日9:00~14:50) |
利用状況照会 | 利用状況をネットで照会可能(残高・利用可能額・利息額など) |
契約内容照会 | 契約額・利息額・支払日などを確認することが可能 |
取引履歴照会 | 過去の利用状況を照会することが可能 |
領収書ダウンロード | 領収書・利用明細書をネットからダウンロード可能 |
書類提出システム | 必要書類を提出する場合、パソコン経由で提出することが可能 |
振込返済口座照会 | 振込返済口座の内容を照会することが可能 |
返済シミュレーション | 現在の利用残高や返済残高を元に、追加融資・繰上返済・一括返済などの返済シミュレーションを試すことが可能 |
借入・返済の相談 | 借入・返済に関しての相談が可能 |
貸付方法 | 銀行コンビニ提携ATM・CD・口座振込 |
提携ATM一覧 | 提携しているATMの一覧を確認することが可能 |
ローン申込機検索 | ローン申込機がある場所の検索が可能 |
Myモビメッセージ | モビットからのメッセージをMyモビログイン時に表示します |
モビットの経営者ローン
経営者ローンとして商品をわけている金融機関では、通常のカードローンの使途として「事業資金としての利用はNG」としているところがほとんどです。このため、事業資金と使途自由な資金が必要な場合は、2つのローンを申し込まないといけないところ、モビットはひとつの申し込みでOKということになります。すなわち、モビットのカードローンだけを申し込んでおけば、事業資金として利用しようが、その他のことに利用しようがまったく問題ないということですね。
モビットの経営者カードローンのメリット
世間一般の使途が事業資金としてのみ利用が可能な「経営者ローン」というのは、審査が厳しい傾向にあります。理由は、本当に事業をやっているのかどうかを調べるため、ある程度の時間が必要となります。経営者ローンを申し込んで「即日融資」というのは、よほどのことがない限りムリだと思っていたほうがいいでしょう。それだけではなく、必要書類の提出が数多くあるため、時間だけではなく、手間もかかるものだとおもっていたほうがいいでしょう。
経営者カードローンはどうやって申し込む
モビットで経営者向けのカードローンを申し込もうと思ったとしても、「経営者向けカードローン」という項目はありませんよね。目的のカードローンがないので躊躇してしまいがちですが、一般の「カードローン」の申し込みで問題ありません。一般のカードローンの申し込み条件の中に「自営業OK」となっていますよね。すなわち、一般のカードローンで借り入れたお金を事業資金として利用しても問題ない、ということになります。
モビットのまとめ
モビットでは経営者向けのローンサービスを実施していないと、勘違いする人もいるようですが、実際は一般のカードローンの中に経営者向けが含まれていると思ってください。経営者向けが含まれたカードローンを提供しているのは、モビットだけです。
さらには、事業資金として借入れをしようとしている人は、資金が行き詰ってから考える人が多く、なかなか審査に通らないことが多々あります。そして急いでいる人がほとんどなのも現実でしょう。そんな経営者の人にとってモビットは救世主ともいえるのではないでしょうか。事業資金として借入れたいけど、面倒な書類の提出や手続きは必要ない、審査も通常のカードローンと同じ、となれば、もう利用しない手はないでしょうね。
経営者の人へ
事業をやっている経営者の人にとって、事業資金はとても大事なものですよね。事業資金が厳しくなってから融資を申し込んだとしても、思うように借入れられないことがよくあります。本来であれば、事業をはじめたら、経営がうまく軌道にのっているときに経営者ローンを申し込んでおくのがおすすめです。
理由は、事業がうまく軌道にのっているときであれば、審査にも通りやすいし、何より時間的に余裕があるので精神的にも楽ですよね。あらかじめ経営者ローンを申し込んでおいて、必要になったら融資を受けるというのが、本来であれば賢い利用方法といえます。
ただし、事業がうまくいっている時は、なかなかそんなことまで頭に回らないのが人間というものかもしれませんよね。事業資金が足りなくなってはじめて申し込もうと思う人がほとんどでしょう。しかし、残念なことに経営者ローンで即日融資というのは厳しいのが現実です。
そんなときは、モビットのカードローンですよ。先にも述べたように、事業資金として利用できるカードローンを見逃す手はありません。「事業資金として融資してもらいたい人」「急いでいる人」「審査に不安のある人」は、モビットです。
【参考ページはこちら】
モビットのカードローン審査は厳しい?