カードローン審査の緩い業者ってあるの?

初心者も安心!これがりそなカードローンの特徴と申し込みの仕方

最近、インターネット上で銀行カードローンの広告をよく見かけるようになったと思いませんか。利用したことのない未経験者にとってカードローンは少し遠い存在に思えていましたが、銀行カードローンなら何となく安心で利用してみようかなと思っている方は多いのではないでしょうか。

そんな銀行の中でりそな銀行もカードローンに力をいれており、2種類のローンを投入して人気を集めているようです。しかし、カードローン初心者にとっては、2種類もあり各々どのような内容になっていて、どんなメリットやデメリットがあるのか、どのように申し込んでいけばスムーズに契約できるようになるか分かりにくい面もあるようです。

そこで人気上昇中のりそな銀行カードローンを取り上げ、ローンの特徴や申し込みの仕方を初心者でもわかりやすいように紹介していきましょう。

プレミアムカードローンの特徴

りそな銀行カードローンには2種類のタイプがあり、その一つがプレミアムカードローンです。このローンは融資限度額が大きく下限金利が極めて低い魅力的な万能タイプのローンといえるでしょう。まず、ここではこのプレミアムの内容を紹介することにします。

どういった特徴があり、利用者にとってのメリットやデメリットがどんなことなのかを確認していきましょう。

プレミアムの基本スペック

プレミアムカードローンの商品概要を下表にまとめてあります。商品の主な特徴は次のところでみていきますが、全体としては融資限度額が大きくかなりの低利でお金を貸してくれるローンといえそうです。その反面、年齢や収入などでの利用条件のハードルがやや高く誰にでも気軽に利用できるとはいえないかもしれません。詳細は後ほど確認します。

表1:プレミアムカードローンの商品概要

スペック項目 プレミアムカードローン
融資利率 3.5%~12.475%(変動金利)(限度額の種類ごとに金利が異なる)
融資限度額 最高800万円(限度額が10種類ある)
年齢 20歳以上満60 歳未満
年収制限 前年度の年収が400 万円以上、継続的な安定した収入があること
審査時間 最短当日中
即日融資 不可。通常1週間ほどかかる
収入証明書 50万円型以外は必要
来店不要の契約 可能(原則、口座開設が必要)
提携ATM りそな銀行グループ、提携コンビニ、提携銀行など多数
口座の開設 必要(契約時までに開設すればよい)
自動融資機能 あり

特徴1:納得の低金利

プレミアムの最大の魅力或いはメリットは金利といえるかもしれません。変動金利ですが金利が年率3.5%~12.475%と業界でもトップクラスの低金利となっています。

適用金利は融資限度額に応じて設定され、50万円型では12.475%、200万円型では9.0%、400万円型では5.5%、800万円型では3.5%と高額利用になるほど低金利が採用されています。各限度額に設定されている金利は一定なので、その範囲ならいくら借りても金利は変わることはありません。

例えば、200万円型の場合、10万円借りていても、100万円借りていても金利は9.0%で同じということです。つまり、借りた金額ごとの金利を気にすることなく安心して利用できるというメリットもあるわけですね。

また、プレミアムにはりそな住宅ローン利用をしている場合に金利を年0.5%引下げるというサービスが提供されています。同行の所定の住宅ローンを利用していてWebコミュニケーションサービス「マイゲート」を契約していることが利用条件となっていますが、該当する方にとってはとても有難いサービスといえそうですね。

デメリットとしては変動金利であるという点かもしれません。変動金利はその時の経済情勢の変化に応じて大幅に変動するリスクがあるため常に低金利のままというわけにはいきません。そのためプレミアムの金利だけでなく国債の金利動向などにも注意し大きな変化が起こりそうな場合は直ぐに返済できるための備えをしておく必要がありますね。

特徴2:最短即日のスピード審査

申し込む時間帯や審査状況により異なりますが、最短では申し込まれたその日のうちに審査結果を連絡するというスピード審査を実現しています。利用者にとっては審査結果が早く出れば、今後の借入れ予定が立てられやすいというメリットになります。

ただし、当日が無理な場合は翌営業日となったり審査の内容次第ではさらに時間がかかったりということもあるでしょう。審査結果は電話かメールの連絡が原則ですが、連絡がつかない場合は郵送で回答されることになっています。ただし、利用者と連絡がつかない場合は契約に影響が出る恐れもあるので注意したいですね。

特徴3:最大800万円の限度額

プレミアムの融資限度額は最高800万円までと業界の中でもかなりの高額融資のローンとなっています。利用は1千円からATMで引き出すことができるので、必要以上に借入れし過ぎずに済むというメリットもあります。また、利用限度額の範囲なら決められている金利で自由に繰り返し借入れできるので気楽に利用できるでしょう。

限度額のタイプは10種類で50万円型、100万円型、150万円型、200万円型、300万円型、400万円型、500万円型、600万円型、700万円型、800万円型となっています。収入証明書は50万円型以外では提出する必要があるので準備をしておく必要がありますね

特徴4:来店不要も可能!

りそな銀行に口座を持っている方はインターネットなどから申し込みができるのでわざわざ来店しなくてもプレミアムの申し込みができます。同行に口座を持っていない方は来店して口座を開設する必要がありますが、インターネット口座(TIMO)なら来店不要で開設できます。

ただし、銀行口座の開設はプレミアムの契約が完了するまでに済ませればよいことになっているので、プレミアムの手続きを完了させてから口座開設を申し込んでもよいですね。

特徴5:多様なATMが利用可能

プレミアムでは、リそな銀行グループのATM、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどのコンビニATM、ゆうちょ銀行、バンクタイム、BANCS提携銀行、MICS提携銀行などの提携金融機関のATMで24時間365日利用できるので本当に便利です。

ATMの利用手数料はATMの機種や利用時間帯で異なるので利用しやすい場所のATMを事前にチェックしておくとよいでしょう。

特徴6:自動融資機能で安心!

プレミアムには、普通預金口座などの対象となる口座の残高が不足した際に融資限度額の範囲内なら自動的に不足分を貸すという自動融資機能(オートチャージ)がついています。そのため、口座への入金をうっかり忘れていてもプレミアムから不足分を融資してくれるので、公共料金などの支払いを滞らせることなく処理できるのでとても安心ですね。

特にクレジットカードや携帯電話の代金などの支払いが遅れると信用事故として一定期間記録に残ることもあるので支払いには注意が必要なのですが、引落口座にプレミアムをセットしておけばそうした心配もする必要はないでしょう。

クイックカードローンの特徴

りそな銀行カードローンのもう一つの種類であるクイックカードローンを確認していきます。クイックは金利がプレミアムの上限金利で固定さていて融資限度額が低く設定されているので、気軽に利用しやすいタイプのカードローンといえるかもしれません。
(⇒りそなクイックカードローンを使いたい方におすすめ記事

ここではこのクイックの内容を概観して、どういった特徴があり、利用者にとってのメリットやデメリットがどんなことであるのかを確認していきましょう。

クイックの基本スペック

クイックカードローンの商品概要を下表にまとめてあります。商品の主な特徴は次のところでみていきますが、全体としては融資限度額が少なく金利がプレミアムの上限金利で設定されている少額利用者向けのローンといえそうです。

そのため年齢や収入などでの利用条件のハードルがプレミアムより低く多くの方が気軽に借りられるローンとして位置づけられていそうです。詳細は後ほど確認していきましょう。

表2:クイックカードローンの商品概要

スペック項目 クイックカードローン
融資利率 12.475%(変動金利)
融資限度額 100万円型、70万円型、50 万円型、30 万円型
年齢 20歳以上満66 歳未満
年収制限 継続的な安定した収入があること(学生は不可)
審査時間 最短2時間
即日融資 不可。通常1週間ほどかかる
収入証明書 100万円型のみ提出が必要
来店不要の契約 可能(原則、口座開設が必要)
提携ATM りそな銀行グループ、提携コンビニ、提携銀行など多数
口座の開設 必要
自動融資機能 あり

特徴1:最短2時間の迅速審査

申し込む時間帯や審査状況により異なりますが、クイックは最短では申し込んでから最短2時間で審査結果を連絡するというプレミアムより早いスピード審査を実現しています。もちろん審査結果が2時間ででるとは限りませんが、プレミアムよりも当日中に審査結果を得られる確率は高く、今後の借入れの予定を立てやすいでしょう。

ただし、当日が無理な場合は翌営業日となったり審査の内容次第ではさらに時間がかかったりするということもプレミアム同様あるかもしれませんね。審査結果が電話かメールで連絡する点や、連絡がつかない場合は郵送で回答することなどもプレミアムと同様です。また、連絡がつかない場合は契約にできない可能性も出てくるので注意したいですね。

特徴2:利用条件が緩い!

クイックはプレミアムよりもかなり少額利用となるタイプなので、プレミアムよりも利用条件が緩くこの点においても利用しやすいカードローンといえそうです。継続的な安定した収入があれば、年収や勤続年数に制限がないので学校を卒業して日の浅い就業者でも利用できる優しいローンといえるでしょう。

ただし、融資限度額が100万円型の場合は収入証明書の原本の提示が必要なので、事前に住民税決定通知書などの資料を用意しておいたほうがよいですね。
(⇒審査が緩いカードローンを使いたい方にオススメ記事

特徴3:多様なATMが利用可能

プレミアムと同様クイックでも、リそな銀行グループのATM、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどのコンビニATM、ゆうちょ銀行、バンクタイム、BANCS提携銀行、MICS提携銀行などの提携金融機関のATMで24時間365日利用でき便利です。また、手数料なども同様です。

特徴4:キャッシュカードで利用

クイックとプレミアムともに利用するカードはりそなのキャッシュカードを使います。そのため既にりそなに口座のある方は今のキャッシュカードをそのまま利用できるのです。ATMからカードローンとしてお金を引き出していても周囲の人からはキャッシュカードの利用なのかローンの利用なのかはわからないでしょう。
 
専用のローンカードの利用に抵抗がある方には嬉しいサービスかもしれませんね。

特徴5:その他

プレミアムと同様、クイックも自動融資機能(オートチャージ)がついているので、普通口座への入金をうっかり忘れがあっても不足分が自動融資され公共料金などの支払いが滞ることはありません。ただし、融資限度額の範囲内での対応であるため、限度額を超えて融資されることはないので借入残高を定期的にチェックしておきましょう。

また、クイックも来店不要でローンへの申し込みができますが、りそな銀行での口座開設が必要となるので早めに口座を設置しておくと手続きを手早く終わらせやすくなるでしょう。インターネット口座の開設が簡単なので利用してみてはいかがでしょうか。

申し込みの仕方

今までりそな銀行の2種類のカードローの商品内容をみてきましたが、今度は申し込みの仕方を確認していきましょう。初めて申し込まれる方にとっては勝手がわからず意外と苦労することも少なくないので、重要な点を中心に手続きのポイントを説明していきます。

プレミアムの申し込みの仕方

申込手続の流れは、申し込み→審査→審査結果の連絡→契約→利用、という順番で進んでいきます。申し込みの方法はインターネット経由、郵送とFAXがあります。

急いでいる場合にはネット経由が便利で、パソコンになれている方なら5分程度の入力で完了できます。カードローンの利用には同行の口座が必要なので、もっていない方は契約日までに開設しなければなりません。また、郵送やFAXで申し込まれる場合は店頭に用意されているメールオーダーサービスを利用する必要があります。

審査は同行の基準にしたがって実施され最短では当日中に審査結果が電話かメールで申込者へ回答されます。連絡される時間帯は平日10:00~17:00の間で、土・日・祝祭日の連絡は行われないので申し込む時期をよく考えて決めたほうがよいですね。なお、連絡時間を指定することはできないのでそのことを覚えておきましょう。

審査結果の内容が合格であればあとは契約へと進みますが、その前に在籍確認が実施され必要書類をりそな銀行に提出しなければなりません。提出するものとしては、自宅へ郵送されてくる申込書、運転免許証(コピー)などの本人確認できる資料、収入を証明できる資料(住民税決定通知書などの原本)を同行へ郵送しなければなりません。

プレミアムカードローンの50万円型の場合は収入証明書を提出しなくてもよいことになっていますが、それ以外は提出する必要があるので事前に準備しておきましょう。なお、申込時に申告した年収金額と年収証明書の金額が違う場合には再審査になるので、申告時の記入(入力)は証明書類の金額に基づいて行うようにしましょう。

りそな銀行に申込者からの申込書や必要書類が到着して後、内容に問題がなければ1週間ほどで手続きが完了し、その後カードローンが利用できるようになります。

クイックの申し込みの仕方

クイックの申し込みもプレミアムとほぼ同様の内容ですが、多少異なる点もあるので念のために説明しておきます。まず、申込手続の流れですが、申し込み→審査→審査結果の連絡→契約→利用、という順番でプレミアムと同じです。

申込方法はインターネット経由、郵送とFAXでプレミアムと同じですが、クイックの場合は電話による申し込みも可能となっています。申込方法の内容を確認しながら手続きを進めたい方は電話での申し込みのほうが向いているかもしれませんね。郵送とFAXなどでは申込書が必要なので店頭や資料請求により入手する必要があります。

審査は同行の基準にしたがって実施され最短では2時間で審査結果が電話かメールで申込者へ回答されます。連絡が取れない時には郵送での回答となるので注意しておきましょう。

審査結果が合格であればあとは契約へと進みますが、その前に在籍確認が実施され必要書類をりそな銀行に提出する必要があります。提出するものとしては、自宅へ郵送される申込書、運転免許証(コピー)などの本人確認できる資料、収入を証明できる資料(住民税決定通知書などの原本)を同行へ郵送しなければなりません。

クイックの100万円型の場合は収入証明書を提出する必要があるので事前に準備しておきましょう。なお、申込時に申告した年収金額と年収証明書の金額が違う場合には再審査になるので、申告時の記入(入力)は慎重に行わねばなりませんね。

りそな銀行に申込書や必要書類が到着して後、内容に問題がなければ1週間ほどで手続きが完了し、その後カードローンが利用できるようになります。店頭へ持参しても手続きをしてもらえますが、その場合には予約が必要となるので覚えておきましょう。

デメリットを含めた注意点

今までりそな銀行カードローンの商品内容と申し込みの仕方を確認してきましたが、その内容以外であまり触れていなかったデメリットの点や注意点を最後にみていきます。魅力的な特徴であっても利用の仕方によってはデメリットな面も潜んでいることがあります。ここではそうした隠れがちなマイナス要素を紹介しておきましょう。

融資までの時間が長い?

りそな銀行カードローンのプレミアムもクイックも審査は最短で当日中に終わりその日のうちに結果が得られる可能性があり、他のローンと比べ遜色はないでしょう。しかし、審査結果から実際に利用できるまでに約1週間かかるとホームページには示されています。

もし同行のローンが借入れできるまでに1週間かかるとしたら他のローンと比べて遅いかもしれません。実際に他の大手銀行や大手消費者金融では即日融資が可能なところが少なくないので、この点では見劣りでしょう。特に急ぎの融資が必要な方にとっては利用が難しいローンになるかもしれませんね。

ホームページの情報だけではわからないこともあるので、急いでいる場合は特別な対応ができるのか念のために聞いてみてはどうでしょう。他のローンも同様ですが、相談すると個別の対応や非公式な対応が取られるケースもあるのでダメもとで確認する価値はあるのではないでしょうか。

自動融資機能

利用している総合口座の残高が不足してクレジットカードの支払いができず、そのカードの利用に影響するようなこともありよね。そんな場合に不払いを未然に防いでくれるのがカードローンからの自動融資機能です。口座で不足した金額に対してローンから融資限度額の範囲内でお金を自動的に貸してくれるので支払いが滞ることがなくなります。

しかし、この自動で融資してくれる機能は利用者が知らない間に行ってくれるので、注意して確認しないとその取引があったことに気付かないこともあります。そして、ローンからの借入れに気づかないでいるとその間に利息がどんどん増えていくことになるわけです。

少額の借入れなら全然問題もないかもしれませんが、そうした自動融資の額が大きかったり、他の用途での借入れが増加したりすれば、総借入額が増大し返済が困難な状態になっていくこともあります。当然、利息の額も多くなり余計な支出となって毎月の生活に影響してくることもあるでしょう。

こうした事態になることもあるので、便利である自動融資機能であっても適切な利用を心がけるべきです。ローン利用者としては預金口座の残高と借入残高を毎月の決まった時期に確認し自分の返済能力にあわせて毎月の借入と返済の計画を立てて実行してほしいですね。

利用対象者に注意を!

プレミアムカードローンの利用条件は年齢や収入の面でのハードルが高いので、実質的に利用者が限定されることになるでしょう。

上限年齢は60歳未満までの申し込みなので、定年退職した方の利用は難しくなるかもしれません。また、前年の年収が400万円以上となっているためパートやアルバイトは利用対象者に含められていますが、現実的には年収の面で利用は困難になる可能性が高いでしょう。

また、その面から当然かもしれませんが専業主婦や学生は利用対象外となっています。以上のことからプレミアムは条件が厳しく利用対象者が実質的に限られているローンとなっているので、申込者は自分が本当に条件を満たしているのかを申し込む前によくチェックしておいたほうがよいでしょうね。

一方、クイックのほうは年収面での制約はなく上限年齢は66歳未満までとなっているので、条件が緩く利用しやすいローンといえるでしょう。年収や勤続年数に制限がないため実質的にパートやアルバイトの利用も十分可能でしょう。融資限度額や金利の点でプレミアムとは差はありますが、少額のお金を適度に借りるのに向いているローンともいえます。

ただし、アルバイトしている方でも学生の場合は利用はできないことになっているので、学生でカードローンの利用が必要な方は別のローンを検討しなくてはなりませんね。

【参考ページはこちら】
りそな銀行カードローンは返金しても元金が減らない?

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