カードローン審査の緩い業者ってあるの?

【最大18%?】カードローン会社の金利に差があるのはなぜ?

「お利息4.5~18%」テレビコマーシャルや、電車の広告などで、これらの利息を見たことがある方は多いのではないでしょうか。

カードローン会社の金利には、ずいぶん差があるんだなあ。なんて、思ったことがあるかもしれません。また、自分はどの金利で借りられるのか、不思議に思ったことはありませんか。

今更聞けない?!カードローン会社の金利に差があるのはなぜか?わかりやすく解説します。あなたにとってステキなカードローン会社に出会えるためのアドバイスもいたしますよ~!

カードローンの金利って何?

そもそも、カードローンの金利・利息とはなんなのでしょうか。難しい言葉は抜きにして、わかりやすくお話します。

金利とは

「金利」「利子」「利息」など、いろいろな呼び方をされていますが、基本的には同じ意味です。ただ、受け取るお金のことを「利子」、支払うお金のことを「利息」というようです。ですので、銀行側にとっては「利子」、あなたにとっては「利息」ということになります。まあ、混同されて使われてはいますよね。

もっと細かく言うと、「金利」と「利子/利息」は違います。金利は、%(レート)のことを言います。

とってもかんたんに言うと、お金を借りたお礼のためのお金のことが、利子/利息です。金利は、その割合をどの程度にするか、という意味合いです。

あなたが銀行にお金を預けるときには、利子はあなたに払われますし、あなたが銀行にお金を貸してもらうときは、あなたが銀行に利子を払います。その割合は、日々変動します。それは、金利と呼ばれています。

カードローンの金利って?

さて、カードローンやキャッシングにおける金利は、一般的にどうなっているのでしょうか。

カードローンやキャッシングは、銀行・消費者金融といろいろな種類がありますが、「4%から18%」「12%から18%」などと、各カードローンによって差がありますよね。

いったい、この差はなんなのでしょうか。銀行に貯金するときの金利は、そこまで差はありませんよね。また、住宅ローンを借りるときの金利も、「1%から2%」のように、そこまで差はありません。

それに比較すると、カードローン会社の金利は、各会社によってもずいぶんバラバラですし、金利の差も激しいです。その理由は、この記事の後で詳しく解説しますね。今は、他のローンに比べると、カードローンの金利は激しいということをおさえておきましょう。

かつては高金利!

ところで、カードローン会社の金利といえば、「最大18%」が定番というイメージはありませんか?どの会社も、高くて18%で揃えているのはどういうわけなのでしょうか。

実は、かつて、カードローンが登場し始めた頃、その金利は、各会社で自由に定めてよいということになっていました。そうしたら、25%や30%の金利が当たり前になり、消費者は金利が高すぎて返済するのに大変苦労することになってしまったのです。

その結果、自己破産が続出したり、最悪の場合、自殺するような事件も・・・。そのような事態を危惧して、金融法でしっかりと金利の上限を定めるようになったのです。

現在、10万円までの借り入れは、最大金利が20%。10万円から100万円までは、18%。100万円を越す場合は、15%が最大金利になっています。それをこえると、刑事罰の対象になる可能性があるのです。

ですので、カードローン会社の金利は、だいたい18%が上限になっているのです。10万円以上借りる人はかなり多いですからね。

無利息キャンペーンのナゾ

少し話はズレるかもしれませんが、「無利息キャンペーン」というのをあなたはご存じですか?消費者金融会社が、時々、期間限定で行っているキャンペーンです。

でも、無利息で貸し出しということは、カードローン会社の儲けがゼロになってしまうということですよね。いくら期間限定とはいえ、そんなキャンペーンをしていたのでは、会社の損にならないのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。30日なら30日の期間限定で返済し終わる人は、実はそんなにいないのです。カードローン会社を利用する人は、継続的にキャッシングする人の方が多いですから、期間限定を超えて金利をしっかり支払ってくれるのです。

つまり、あくまで「お試し期間」としての無利息キャンペーンなのです。新しい契約者を増やすための、お得なサービスなのですね。

各カードローン金利比較

それでは、もっと具体的に見て参りましょう。各カードローン会社には、どれほど、金利に差があるのでしょうか。

カードローンには、いろいろな種類があります。種類別にチェックしましょう。

銀行のカードローン金利比較

まずは、銀行のカードローンの金利を比較しましょう。銀行のメリットは、何よりも安心感があることです。大手都市銀行は、潰れるという心配がほとんどありませんし、女性でも銀行ならばお金を借りやすいという点がありますので、老若男女問わず、多くの人に利用されています。

銀行名 金利 無利息
三菱東京UFJ銀行 4.6~14.6% ナシ
三井住友銀行 4.0~14.5% ナシ
みずほ銀行 4~14.0% ナシ
りそな銀行 3.5~12.4% ナシ
新生銀行 4.5~18.0% 30日間または180日間

大手都市銀行のカードローンは、金利が低めに設定されていることがポイントです。銀行のカードローンが人気があるのは、安心感とともに、金利の低さがあるからなのです。

ただ、無利息期間がない銀行がほとんどなので、その点では、消費者金融会社の方がお得ではあります。(レイクは銀行の中でも消費者金融会社のようなカードローンです。)
(⇒レイクで急に借りられなくなることってある?

ネット銀行のローン比較

ネット銀行は、店舗を最小限しか持たずに、インターネットで営業している、新しい形態の銀行です。そのサービスは実に個性豊か。金利の幅も、特徴もバラバラです。

銀行名 金利 無利息
楽天銀行 4.9~14.5% ナシ
じぶん銀行 3.9~17.5% ナシ
オリックス銀行 3~17.8% ナシ
イオン銀行 3.8~13.8% ナシ
住信SBIネット銀行 1.99~7.99% ナシ
セブン銀行 15% ナシ
スルガ銀行 4.9~20.0% ナシ

この他、インターネット銀行は数多くあります。どれも、インターネット上で気軽に借りられることがポイントで、さらに、金利の幅もバラバラなので、ひとつひとつチェックしなければ納得して借りられないかもしれませんね。

消費者金融会社の金利比較

さて、消費者金融会社は、ネット銀行よりも多くあります。地域密着型の、中小の消費者金融会社はここでは挙げられないくらいありますので省略しますが、基本的には、ここで挙げる大手消費者金融会社と同じような金利だと思っておいてください。

カードローン名 金利 無利息
アコム 4.7~18.0% 30日間
プロミス 4.5~17.8% 30日間※1
ノーローン 4.9~18.0% 7日間
アイフル 4.5~18.0% ナシ
モビット 4.8~18.0% ナシ

※1プロミスはメールアドレス登録とWEB明細利用の登録が必要です。

消費者金融会社は、銀行と比べると金利が高めです。しかし、無利息キャンペーンが設けられるなど、サービスが充実していることが特徴であり、その分、金利が高いのも納得といえるでしょう。

低金利で借りるために

やっぱり、同じお金を借りるのであれば、できるだけ低金利な方がうれしいですよね!低金利で、さらに便利に借りることができれば、よりうれしいです。

低金利でお得に便利に借りるためには、カードローン会社の仕組みを知っておくべきかもしれませんね。

ローンの金利差があるのはなぜ?

先ほど見た通り、カードローンには金利差があります。なぜこのように差があるのでしょうか。

それは、何よりも、カードローン会社が、お客さんをたくさん呼びたくて、儲けを多く出したいからです。つまり、儲けを出すためには、できるだけ高い金利で融資する必要があるわけですが、あまりに高金利にしてしまうと、お客が集まらない。私たちお客はできるだけ低金利で借りた方がお得だからです。

さらに、金利の上限は、法律で定められています。あまりに多い金利を取ったのでは、罰則が・・・。

というわけで、法律で定められている金利の中で、できるかぎり高い金利を取りつつ、さらに、サービスを充実させて、高い金利でもお客さんが満足するバランスを取るカードローン会社と、できるかぎり低金利ということでお客さんを集めるカードローン会社が出てきます。

その他、ブラック専門とも言える、他の会社が貸してくれないような多重債務の方に貸し付けるカードローン会社などもあるとおり、カードローンを利用したい人の数ほど、金利やサービスにも数があり、差がうまれるのです。(こちらもご参考に→カードローンブラックになる条件とは?

会社がどのような方向性でお客さん集めをするかが、金利の差に表れているのですね。

無利息期間で高金利でもお得

とあるカードローン会社を見て、「あんまり低金利ではないな・・・」と思って、申し込みするのをやめてしまう。それはもしかしたらもったいないかもしれません。

もし、その会社に「無利息期間サービス」があれば、金利にかかわらず、とってもお得に利用することができるかも!

もしあなたがそこまで多くの金額を借りるつもりがなければ、低金利のカードローン会社よりも、多少高い金利であっても、結果的にお得に借りられるはずです。

無利息期間を利用したらどれほど安くなるか、シミュレーターがあるカードローン会社もあるので、まずは希望の金額を決めて後、シミュレーションしてみるとよいでしょう。

安心の銀行がやっぱりイイネ!

もし、あなたが、長期間キャッシングを定期的に利用するのであれば、安心の銀行が向いているといえます。銀行は何よりも低金利なことで人気が高いです。消費者金融会社のようには無利息キャンペーンなどはない分、定期的に借りるのに便利な低金利を維持しています。

また、銀行は何よりも安心感があるのがうれしいですよね。消費者金融会社のカードを持っていると、キャッシングしていることが一発でバレてしまうのでは・・・なんて気にするあなたにとって、銀行のカードローンであれば、なんとなく安心ですよね。

先程も見たとおり、銀行といっても、都市銀行だけではなく、ネット銀行も実に個性豊かなサービスを展開していますので、よく比較して検討してみるとよいでしょう。

また、地方銀行も、地域密着型で非常に便利にキャッシングできる場合があります。あなたのお住まいの地域の地方銀行はどんなカードローンなのか、調べてみる価値はあります。

金利だけで選んではいけない!

あなたが、相性バッチリのカードローンに出逢うためには、金利だけで選んでしまってはもったいない!

カードローンといえば金利ではありますが、他にも重要なポイントがいくつかあります。サービスにも会社によって差があるのですから、しっかりとおさえておきましょう。

金利が高くてもサービスが充実

カードローンは、他のローン、たとえば住宅ローンや自動車ローンなどと比べると、金利が高いです。住宅ローンが年率2~3%なのに比べると、最大金利で18%のカードローンはずいぶん高いですよね。

なぜこんなに金利に差があるかというと、カードローンは、住宅ローンなどに比べると、サービスが大変充実しているからです。

たとえば、こんなサービスが・・・。

  • 即日融資OK
  • インターネット上で全て手続きできる
  • 24時間365日キャッシング
  • 返済方法も選べてラクラク
  • コンビニATMの利用無料
  • アルバイト・パートでも融資
  • 専業主婦でも融資

などなど・・・。

スピード・気軽さともに、私たちのワガママに応えてくれるのがカードローンなのですね。

もちろん、会社によって、サービスに差はありますから、会社選びの際に、そのサービスを注意深く比較してみてくださいね。

金利が低すぎると怪しいかも?

「えっ!カードローンなのに、こんなに低金利?!」「しかも審査も甘い?」そんなカードローンを見かけたら、絶対お得!ライバルたちに見つかる前に、一刻も早く申し込み・・・なんて、危険なことはしてはいけませんよ。

あまりに金利が低すぎると、もしかしたらそのカードローンは「ヤミ金融」かもしれません。ヤミ金融とは、届け出をせずに勝手に違法営業をしている金融業者のことです。

違法の会社なので、法律を守らずに営業しているため、とんでもない高金利で私たちのお財布からお金をだましとったり、貸すといいながら貸さずに、サギまがいの行為をしたりと、被害例はあとをたちません。

ヤミ金融のお客さん集めの常套文句として、「審査ナシ」「審査甘い」「低金利」などがあります。おいしい話と思って飛びつくと、とんでもない目に・・・。そんなことにならないように、あまりにおいしい話があれば、下調べをしっかりして、怪しい会社ではないかどうか把握しましょうね。

最近は、インターネットでカードローン会社の口コミもかんたんに調べることができますので、経験者の口コミを聞いて、あなたに合った最適なカードローンを探しましょう。

【参考ページはこちら】
金利が高すぎる!という方におすすめおまとめカードローン

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