カードローン審査の緩い業者ってあるの?

必見!借り入れが甘いところはこうやって探す!

大学受験のとき、そんなに学校の成績がよくない生徒が次々と難関校に合格しているのを見たことがないでしょうか?それとは逆に通常のテストの成績は良いのに、いざ受験本番となると、ことごとく失敗している、そんなこともあります。なにが違うのでしょうか?

ズバリ、その違いは大学受験のコツを理解しているかどうかです。それぞれの学校にはそれぞれのテストの特色があり、それをきちんと正確に把握している学生は一見難関校に見える大学でも合格し、それをわかっていない学生は失敗する、というわけです。

これと似たような現象が借り入れにおいても生じます。一見借り入れるのが難しいように見えても審査に通った、という話を聞くことがあります。それとは真逆に、どう考えても審査は問題ないだろうという人が借り入れを拒否されるということもあるのです。

では、借り入れが甘いところは実際にどうやったら探せるのでしょうか?もちろん、絶対大丈夫、という法則のようなものがあるかもしれませんが、以下の情報はかなりの助けになること間違いなしですので、必見です。

借り入れ先を分類してみる

まず、一般的にわたしたちが借り入れを考えた際に、どこから借りるか、その借入先は大きく分けると3つに分けられます。

それは、銀行、消費者金融、街金 です。ヤミ金、という違法な貸金業者も存在しますが、ここでは含めません(笑)。

その違いについて少し見てみましょう。銀行はいうまでもなく、金融機関の中でもっともブランド力をもっている、といえます。企業は大手のメガバンクと取引している、といえば、その企業の信用力に箔をつけることができます。つまり、相手が個人であろうが、企業であろうが、銀行は簡単にはお金を貸すことはしない、ということなのです。

つまり、銀行の審査基準は高く、それだけ借り入れは厳しい、と言わざるを得ません。では、なぜ銀行からの借り入れは難しいのでしょうか?

なぜなら、銀行は銀行法という法律によって規制されている金融機関であり、そうした法律によっても自己資本率などが厳格に定められている、いわばすべての金融機関、貸金業者のいわば「上流」に存在するからです。

「上流」に存在する銀行が簡単に審査基準をゆるめてしまって、じゃぶじゃぶお金を貸すようなことになれば、「中流」「下流」に位置づけられる金融機関、貸金業者もそれを上回る勢いでそうすることでしょう。そうなると、結果は火を見るよりも明らか、世の中の金融は混乱に陥ります。

そうです、銀行は世の中全体のお金の流れをきっちりと元締めする役割があるわけです。

では、「中流」にあるのはいかなる金融機関でしょうか?それは消費者金融です。特に大手の消費者金融がここに含まれます。ここで借りるのは、銀行で借りれなかった人たちです。当たり前ですが、審査基準は銀行よりもゆるくなります。

しかし、審査基準がゆるい分だけ金利が銀行よりも高くなります。そうやって、相手が貸し倒れになる場合のリスクを担保している、というわけですね。

そして、「下流」に位置づけられるのが、いわゆる街金ですね。これらの貸金業者は全国規模で事業を展開しているのではなく、地方に根ざして顧客と取引しています。広告をしていることもすくないので、普通、こうしたところから借りることはあまりないかもしれません。

しかし、大手の消費者金融でも借りれなかった人には「頼みの綱」になります。

こうやって、単純に金融機関を3つのジャンルに分類してみると、銀行よりも消費者金融が、消費者金融よりも街金が借りやすい、ということになりそうです。

銀行系カードローンとは?

さて、借り入れが甘いところを探すには、上のような単純な分類だけでは足りません。それを見分けるにはコツが必要なのです。

その鍵は「銀行系カードローン」の存在をきちんと把握すること にかかっています。

銀行系カードローンは上記の3つのジャンルのどこに属するの?

という質問が自然と生まれますよね。では、この銀行系カードローンが登場した背景について少しご説明しましょう。

銀行系カードローンが登場した背景

実はこの言葉が使われるようになったのはつい最近のことです。その時期は貸金業法の改正と重なります。

貸金業法は消費者金融を管理する法律で、数年前の改正によって、総量規制という制度が導入されました。これは個人に貸すお金を年収の3分の1に制限するというものです。

一見、借りすぎを制限する目的に資する、素晴らしい法律に見えるのですが、実際、消費者金融にとっては大打撃だったわけです。

何と言っても、金貸しはお金をたくさん貸さないと商売上がったりになってしまいます。ある人がA社からすでに年収の3分の1借りていたら、B社はこの人をすでに顧客にすることはできないことになります。

そこで、消費者金融はこぞって、銀行の傘下に入りだしました。なぜか?

銀行なら、貸金業法の対象にならないからです。好きなだけ貸せる、というわけではありませんが、すくなくとも総量規制の縛りは受けません。

アコム、アイフル、プロミス、モビット、どれでもいいですので、ホームページを見てみてください。どの会社にも銀行の名前が入っており、「〇〇銀行グループ」というような表示があるはずです。
(⇒モビットで借り入れしたい方におすすめ記事

こうした銀行と資本提携した、かつての消費者金融のことを「銀行系カードローン」と呼ぶようになった というわけです。

銀行系カードローンは借り入れが甘い!

「羊の皮をかぶった狼」という言葉がありますが、銀行系カードローンは「銀行の皮をかぶった消費者金融」と言って良いと思います。

こうした業務提携は双方にとってメリットがあります。消費者金融にとっては銀行の名前を借りることによって総量規制を気にすることなく、融資をすることができます。また、銀行にとっては負担を追うことなく、業務の幅を広げることができる、というメリットがあります。

「銀行系」という言葉を聞くと、「審査が厳しいのかな」と思うかもしれませんが、実際はそんなことはありません。銀行は名前を貸しているだけであって、かつての消費者金融の基準とほぼ同じ審査基準で借り入れが可能です。

お分かりいただけたかと思います。審査が甘くて狙い目なのは、まさにこの「銀行系カードローン」 なのです。

審査が甘いところから借りるにはこれだけは気をつけろ

借り入れが甘いからと言って、気を抜いてはいけません。結局は借金であり、いずれは返さなくてはいけないものです。

特に銀行系カードローンは、広告の効果などもあり、借金をしているという感覚が薄まってしまうことがあるのです。

しかし、金利は一般的に決して低くないので、あっという間に利子も膨らみます。

ですから、大切なのは衝動的に借りいれをするのではなく、自分がなぜお金が必要なのか、その目的を達成するためにはどのくらいの借り入れが必要なのか、どのくらいの期間をかけて返済できるのか、といった計画をきちんとたてることは必須です。

借り入れが甘いところを賢く利用しましょう。

【参考ページはこちら】
審査が甘いカードローンは高金利?

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