カードローン審査の緩い業者ってあるの?

必見!転職者がカードローンを組む前に知っておきたい3つのこと

長い人生の中で「転職」と言う人生の転換期を経験される方は少なくないと思います。転職の理由や転職する事情は人それぞれでしょう。

リストラされて仕方なく転職する方もいれば、優秀さを買われてヘッドハンティングされるかたちで転職なさる人もいると思います。

とまれ、転職の理由は十人十色ですが、転職はカードローン利用において何かしらの影響を及ぼす事は確かと言えます。そこで今回は転職を考えている人や転職が決まった人にとっても耳寄りな情報を集めてみました。

その事からカードローンを組みたいと考えている転職希望者にはとても有益な内容となっており、転職者がカードローンを組む前に知っておきたい点に関して主に“3つのポイント”に絞って掘り下げていくのでご期待ください!

転職とカードローンの関係を知る

まずはカードローン利用において「転職」がどのように関係してくるのかを知っておく事が「転職者がカードローンを組む前に知っておきたい3つのこと」のうちの1つと言って良いと思います。

転職はカードローンに影響する!

まず結論から先に言えば、転職はカードローンを組む際に必ず何かしら影響すると言う事です。それは転職直後や転職してしばらくの間はカードローンの審査に通り難くなるか、あるいはカードローン審査に通してくれないと言えるからなのです。

他方、カードローン審査に通る為の条件は、まず継続した一定の安定収入を確保している事です。転職してきちんと働き始めれば、いちおう継続した安定収入の確保は審査で認めてくれると思います。

しかしながら、審査において収入証明書を提出する場合は、「直近2~3か月分の給与明細書」となるところが多い事を鑑みると、転職直後のカードローン申込では「現収入を証明できない…」と言う事になってしまうと考えられます。

その事から転職直後すぐにカードローンを組む場合によっては「安定収入に不安あり…」と審査で見做されてしまうことで審査に影響してしまうケースも十分に有り得るのです。

2つ目の条件は、「勤続年数」を挙げられます。カードローン審査では勤続年数を重視し、勤続年数が長ければ長いほど信用能力と返済能力が高いと見做される傾向があります。

また、一般的にカードローンを組む為には少なくとも半年から1年くらいの勤続年数が必要になると言われていますので、やはり転職直後や転職して数か月しか経っていないと審査に通るのは難しいと言えます。

しかし、新卒社員の場合には例外措置となり、1年未満でも勤続年数のハードルはクリアできるのです。が、転職の場合にはこの例外扱いとはなりません。

3つ目は、やはり「社会的信用度」と言った事になるでしょう。無担保個人向けカードローンは、担保不要で保証人も無しで申込者の信用度を図る“信用貸し”で融資する金融商品です。

それゆえ、カードローンではなによりも申込者の信用力の高低が審査に影響すると言って良いのです。そして、申込者の信用度を図る1つの尺度が、「どれだけの期間勤めている会社で信頼を築き上げており、社内でどれだけの地位を得ているのか…」また勤続年数に見合う年収を得ているのか…と言った事になるのです。

つまり、「会社員としての社会人たる信用度がどれくらいあるのか?」がカードローン審査では問われる事になると考えて良いのです。そして、その観点から言えば、転職者や転職直後の人は、言ってみれば「これからそんな社会的信用力を積み上げていく人…」と見做されてしまう場合が否めません。

その点がカードローン審査にプラスに影響するのか、マイナスに作用してしまうのかは、各人の「転職の仕方」にも拠ると言えます。この点に関しては後の章で触れてみます。

とまれ、以上の指摘から、転職はカードローンを組む際において必ずなにかしらの影響があると考えておくべきなのです。
(⇒職業別利用しやすいカードローン情報

転職はカードローンで不利か?

この点に関しても結論から先に言わせてもらえば、

転職はカードローンを組む際において不利に働く場合が多い

と言う事なんです。具体的にどのように不利になるかについて触れていきます。

まず上記でも触れたように、新規カードローンに申し込んだ審査で不利に働く場合があります。特に転職直後で新規に申し込むと、審査で必ずと言って良いくらい「この申込者はこれからこの転職先の会社で勤め続けられるのだろうか?…」との疑問をもたれてしまう事で、信用度の点においてマイナス要因となる場合が多いのです。

その事で転職前であったら難なく通るような審査でも通り難くなってしまいます。もう1つは「年収面」で不利になるケースがある事です。

カードローン審査は単に年収の高低で決まるものではありません。が、年収が安定していて高い方が審査で有利になるのは間違いありません。

それゆえ、転職して1年未満では年収額が定かになっていませんし、仮に年俸アップが条件で転職してもなにかしらの会社側の事情や都合によってその条件が満たされない場合だってあります。

その事から転職者で1年未満の場合には、年収については不確定要素があると見做されてしまい審査では不利に働いてしまうケースも否めません。加えて、年収面に関して言えば、転職するとまず間違いなく大きな利用上限額はもらえないと言えます。

転職して2~3年ほどすれば安定した年収額が見えてくるので、そうなれば年収額に見合う融資枠はもらえます。しかし、転職直後や転職して1年未満だと融資枠が低く抑えられてしまう事で不利になると言えます。

以上の事から、やはり転職した後にカードローンを組むのは不利な面が多いと言って良いのではないでしょうか?以下に不利になる点をまとめます。

  • 安定収入の面で不利になる
  • 年収面で不利になる
  • 利用限度額で不利になる

以下に本章のまとめとして、カードローンを組む為の条件と転職前・転職直後の借入条件とを比較した表を示しておきます。

勤続年数 年収 信用度 返済力
カードローン利用条件 長い方が有利(1年未満は審査通らない) 高い方が有利 高い方が有利 高い方が有利
転職前 1年以上の勤続年数ある場合が多い 勤続年数に比例して高くなる 勤続年数・年収共に高いので信用度高い 年収が安定しているので返済力高い
転職後 勤続年数は短い 年収は不確定要素強い 勤続年数短いので低め 年収実績浅いので低い

転職も有利になる場合ある!

上記でも触れたように、転職は新規にカードローンを組む際において不利になってしまう点が多いと言って良いでしょう。しかしながら!…転職が有利になるケースも少ないけど無いとは言えないのです。

そこで2つ目に知っておきたいのは、“転職は不利ばかりでなく有利な面もある”と言う事になります。新規カードローンを組むにおいて、「成功する転職」と「失敗する転職」について考えてみます。

「悪い転職」と「良い転職」

まずは新規カードローンを組む際に不利に働いてしまうような「悪い転職」について考えてみます。1つ目は、転職前の勤続年数が1年や1年未満で転職してしまうケースです。

この場合では転職前の勤続年数においても審査で認められるような実績が無い上に、審査担当者に「もしかしたらこの人は転職を繰り返すタイプなのかもしれない…」と思われてしまう事で非常に審査に通り難くなってしまうのです。

2つ目は、年収がダウンするようなキャリアダウンの転職です。転職者本人には仮に年収が減っても遣り甲斐のある仕事に就けるのだから意味がある事もあるでしょうが、カードローンの審査担当者はそのようには見てくれません。

あくまでも転職に伴う客観的事実を見て審査するのです。それゆえ、年収がダウンしてしまうような転職は、カードローン審査ではマイナスな転職となります。

最後の点としては、まったく異なる業種への転職はマイナスと見做されてしまう場合があります。転職前の業種とはまったく異なる業種への転職は、ステップアップの転職として好意的に捉えてはくれません。

逆にこれまで積み上げてきたキャリアを棄てて、また最初から新しいキャリアを積み上げていかなければならない…と見做される事で信用能力や返済能力の点ではマイナス評価を付けられてしまう場合が否めません。

以下に「悪い転職」となってしまう条件をまとめます。

  • 転職癖がついたような転職
  • 年収ダウンしてしまう転職
  • 異業種への転職

では次に「良い転職」について触れてみます。1つ目は、「キャリアアップに繋がるような転職」です。同業種で転職先でこれまでの地位よりも高い地位に就くような転職は評価される場合があります。

2つ目は、「年収アップの転職」です。年収がアップすればカードローン会社にとっては「返済能力の上積み」となるので好意的に受け止められます。それゆえ、年収がアップするような転職は審査で有利になる事があります。

3つ目は、「大企業への転職」です。たとえば、転職前は中小企業の機械メーカーに勤めていたとして、転職先が機械メーカー業界でも1,2位を争うような有名な大企業へ転職すれば信用能力と返済能力の上積みとして受けとめられる場合には審査で有利になると考えられます。

どの金融機関のカードローン審査においても、中小企業の正社員よりも大企業の正社員の方が、より収入と雇用の点で安定していると見做されるので信用度が高いと受け止められます。

そして最後の点としては、「公務員への転職」なんです。カードローン審査で一番有利になる職業は「公務員」なんです。公務員は、企業の会社員よりも収入と雇用の安定度が高いと見做されるのが一般的です。

加えて、公務員の『公務員共済組合健康保険証』は、本人確認の為の書類に中では一番ステイタスが高いとして多くの金融機関で認められているのです。以上のように基本的に転職は新規カードローンを組む場合には不利に働いてしまう側面が強いと言って良いのですが、“転職の仕方”によっては有利な武器となるケースもあるのです。

ただし、いかに「良い転職」であっても、転職直後や転職して1年未満での申込みでは審査で有利に働かない場合が多いと考えておいてください。それゆえ、転職してから1年以上経った後に初めて転職した有利さが新規カードローンの審査において威力は発すると考えてください。

転職を上手に乗り切る方法!

転職者がカードローンを組む前に知っておきたい3つ目の事柄は、「転職する前に成すべき事をしておく」と「転職直後でも組める方法」といった2つの観点です。

転職前にカードローンを組む

転職後に新規カードローンを組む事をスケジュールにしているのであれば、転職前にカードローンを組んでおくのがベストな方策と言えます。理由は幾つかあります。

1つ目の理由としては、なによりも転職直後では新規にカードローンを組むのはとても難しいからです。

2つ目は、転職前であれば、少なくとも転職直後よりも勤続年数や経歴の積み上げに加えて、年収もそれなりに安定していると見做されるのでカードローンの審査担当者に対する信頼度も説得力もある条件となるので、つまりは借入条件がベストなうちに組んだ方が組みやすいから転職前の申し込みが良いと言う事なのです。

3つ目は、先の指摘と関連しますが、これまでのカードローン利用履歴を裏打ちしている社会経歴や勤務歴なので、転職後の信用貸しリスクに比べれば遙に低い信用貸しリスクと見做される事でカードローン審査に通り易いからです。

以上の事から、

転職する事がすでに既定路線となっているのであれば、絶対に転職する前にカードローンを組む事を強くお勧めするのです。

また、上記の指摘を主に踏まえた上で、転職前にカードローンを組む際のポイントを以下にまとめておきます。

  • 現在まで積み上げてきた有利な条件を利用する
  • 信用能力も返済能力も高いうちに申込む
  • 年収が高いうちに組む
  • 審査甘くて確実に審査通るカードローンに申込む

転職直後でも組めるカードローン

ここでは転職直後でもカードローンを組める審査に通る為のアドバイスに触れていきます。まずは前職での収入証明書がきちんと提出できる事です。転職直後に申し込んだカードローン審査では、現在の収入証明書よりも転職前に働いていた会社の給与明細書の提出を要求されることが多いのです。

その事から、転職直後にカードローンを組もうと考えているのなら、転職前の勤め先での直近2~3か月分の給与明細書はきちんと保管しておいてください。この転職前の給与明細書が提出できないと審査に通してくれないケースがありますよ。

次には、転職したてですので必然的に審査に通っても融資枠は小さくなると考えられるので、最高でも10万円くらいまでの小口の希望額に留めることです。

転職直後なのに大口の融資希望額を出すと、「この人は転職してお金に困っているのか?…転職したことで生活が苦しくなってしまったのか?…」といったような要らぬ疑念を審査担当者に抱かせてしまうことで審査に不利になってしまう恐れがあるからです。

最後の点としては、「審査に通り易く確実にカードローンが組めるところに申込む」と言った事です。具体的に言えば、審査が甘めで柔軟な中小消費者金融が一番のお勧めとなります。

また、大手消費者金融も銀行に比べて審査が甘めなので選択肢となります。中小消費者金融も含めて消費者金融だと銀行に比べてやや金利が高めとなるのが欠点ですが、“確実にカードローンを組みたい!”と考えるならば審査が厳しめの銀行よりも消費者金融が狙い目となります。

以上が転職直後にカードローンを組む為に知っておきたい点となります。また、以下に転職直後から半年以内でも比較的カードローンが組み易い会社を紹介しておきますので参考にしてください。

大手消費者金融

  • プロミス
  • モビット
  • アコム
  • ノーローン
大手消費者金融 金利 限度額 その他
プロミス 4.5%~17.8% 1万円~500万円 ・最短で30分審査
・即日融資も可
・初回で30日間無利息※1
モビット 4.8%~18.0% 500万円まで ・10秒で審査結果
・即日融資可
アコム 4.7%~18.0% 1万円~500万円 ・3秒診断
・新規利用で最大30日間無利息
ノーローン 4.9%~18.0% 1万円~300万円 ・最短30分審査
・何度でも1週間無利息サービス

※1プロミスはメールアドレス登録とWEB明細利用の登録が必要です。

中小消費者金融

  • フクホー
  • AZ株式会社
  • キャネット
  • エイワ
中小消費者金融 金利 限度額 その他
フクホー 7.30%~18.00% 200万円まで ・ネット完結で来店不要
・即日融資可
・借換えローン利用可
AZ株式会社 7.0%~20.0% 1万円~300万円まで ・パソコンで24時間申込み可能
・契約は店頭か郵送のみ
キャネット 15.0%~20.0% 1万円~500万円 ・スピード審査で即日融資可
・ネットで24時間申込み対応
・来店不要で融資可能
エイワ 19.9436%(10万円以下)17.9507%(10万円以上) 1万円~50万円 ・対面与信で対面融資
・女性限定のレディースローンあり

最後に―転職者へのアドバイス―

ここまで転職者がカードローンを組む前に知っておくべき点に関して、主に3つのポイントから見て来ました。ここでは最後の少しアドバイスを呈してみたいと思います。

まずは転職前にカードローンを組んでおいても、転職後には必ず「勤務先変更届」をカードローン会社に申告する必要があります。そして、場合によっては転職前に組んだカードローンでも転職した事実を鑑みられて限度額を下げられてしまうことがあるのです。

また、状況によっては限度額をゼロにされてしまうこともあります。その事から転職前にカードローンに申込む事は転職を上手く乗り切る1つの方法とはなるのですが、限度額変更は有り得ると考えておいて欲しいのです。

他方、限度額を減らされると困ると考えて、転職した事実を申告しないと契約違反と見做されてカードローン利用ができなくなりますので注意してください。

さらに言えば、転職するまでの間に無職の期間がある場合には転職前にカードローンを組むことをお勧めします。ただし、無職でカードローンを利用することになるので利用は抑制的に使うことが肝要となります。

昔と違って今日では終身雇用が崩れ去りつつあることから転職もそんなに珍しい事ではなくなりました。また、優秀な人ほど転職すると言った社会的な認知も定着して来ています。

そのような事から金融機関でも転職を一概にネガティブな要因として見做すことは少なくなってくるのではないかと思われます。それゆえ、ステップアップやキャリアアップを実現した転職の場合には審査で評価されることもあるでしょう。

とまれ、本記事では転職とカードローン利用との関係に関して深く掘り下げてきましたので、転職を考えている人にとっては役立つ内容になっていると思います。

【参考ページはこちら】
カードローン利用中に転職したら連絡が必要?

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